代表インタビュー ラボの基本情報 取扱技工物 求人情報
代表取締役
宮本順市(みやもと じゅんいち)
1983年 日本歯科大学付属歯科専門学校卒
1991年 宮本デンタル設立
2006年 (株)ジャステック設立
デジタルを究めて、品質も技工料も魅力的なラボになる!
― 宮本さんのラボは、最新のデジタル機器が充実していますね!そうですね。ここ数年、ジルコニアやCAD/CAM冠で沢山のお仕事を頂き、「デジタル技工で高品質な技工物を作る歯科技工所」としてのブランドが徐々に確立してきました。うちは、どんどん新しい技術に設備投資しているので、最近では、メタルや、インプラント系、新素材の加工などの仕事も急激に増えています。 最近では、ストラスタシス社の高精度3Dカラープリンターを導入し、これから超高齢化社会に向け、義歯・インプラント模型のデジタル化にも対応していきたいと思っております。 おそらくこれから2~3年以内に、IOSが本格的に普及していくと思うので、現在は、急ピッチでデジタル技工の環境を整備しているところです。実際に最近、IOSの注文もかなり増えてきていますからね。 ですので、今は、IOSの各メーカー・デイラーさん・営業会社さん達とお話しながら、これまで以上にデジタル技工の技術を磨き、多くの医院様・加工を委託して頂いているラボさんに、より信頼される会社にしていきたいと考えています。もちろんデジタル機器を使うことによって生産性も上がるので、適正価格で医院様・ラボのお客様に納得して頂けるようにしていきます。 2.3年前くらい前からCAD/CAM冠や金属加工の技工物が、全国の歯科医院や技工所からの注文が急増しています。しかも、医院様や取引先ラボさんの口コミでお仕事を出して頂いているようなので、本当にありがたい限りです。この場を借りて、ウチにいつも仕事を出して下さっている顧客の皆さまに、感謝の言葉をお伝えさせて頂きたいと思います。”いつも本当にありがとうございます”。これからも絶えず新しい商品と技術研鑽を続け、皆さまに喜んでもらえる技工物を作っていきます! 私は技工士になってすぐ当時アジア最大の医療法人で働くことができました。たくさんの医師・衛生士・歯科技工士がおりました。理事長は技工士から歯科医師になられた苦労人でもあり、当時、新人技工士の私達に話しかけてくれ、自分らの家族の心配までしてもらったり、とても環境の良い職場でした。 28歳の時の独立の前までとてもお世話になっていました。 大きな医療法人なので技工はもちろんのこと、ありがたいことに役職をいただくことができて開業後、その経験がすごく活きてね、当時は、技工を覚えたくて、それ以外は“雑用”と思っていたのですよ。それが外に出て経験を重ねるごとに深い教育をあまることなく注いで頂いたことに年々感謝が深まるばかりです。 退社時、送別会を開いて頂き、理事長はじめ皆様に送って頂いた時のことです。送別会が終わり、理事長が帰宅する時、お見送りしているときに「宮本! お前も技工士を育てろよ!」と帰り際のエレベーターの前で言われたのです。 十数年前ほどからその言葉が無意識に心のどこかに根づいていたのだな!と思うようになりました。開業以来 来るものを拒まず採用してまして、気づいたら十人!(笑)それから法人化ですよ! また、デジタル化が社内環境、社員が「勤めやすい職場」への転換に大きな力になってくれたのは言うまでもありません。まだまだ終わりはないですがね!
水平分業と垂直分業。
ー宮本さんのラボの今後の展開ってお聞きしても大丈夫ですか? もちろんです! まず、今後もデジタルに特化しようと思っております。私もありがたいことにその後、多くの諸先輩方に出会い、経営、業界動向などを勉強させて頂いてきました。そこで割と早くデジタル技工を導入でき、こう考えるようになりました。今後はデジタル技工も得意な分野が細分化し特化した技工所ができ、同業者間の付加価値の取引が盛んになると思っています。デンチャー・矯正・インプラント・更には軟性樹脂3Dプリントでエピテーゼとかね、特化して深い、そんなラボが多くなると思うのです。あっちもこっちも機械じゃ、投資しきれませんよ!(笑) この先は、水平分業と垂直分業を意識していくことができたらと思っております。 水平分業は分野化専門化されたデジタルラボとの横のつながり協業です。 分野を狭め深めることで投資を最小限にでき、技工所単位での特徴にあった技工物をやり取りしていくことを協業する(クラウド協業)ことを仲間と進めております。 それぞれの技工所が、特化した深い技術の技工物をお互いに取り扱い、効率化を図るやり方を模索しております。
垂直分業とは?
ここからはジャステックの展望です、あえてマシンを持たないスキャナーのみで運営する歯科技工所さんと共に成長したいと私は思っています。ある意味かしこい経営者ね、垂直分業です。当社はすべてのデジタルメニュー、IOSも代理加工致します。そして私たちはマシンをフル稼働にでき、水平分業の安定化にも繋がっていくと思うのです。ご存じのとおり歯科技工士が、恐ろしく減っている現状です。デジタルが、歯科技工業を活性化させ歯科業界全体の発展に役立つと思っています。そんな思いで歯科技工所向けデジタル加工部門「JMCミリングセンター」を5年前に立ち上げ、いつ何時でも保険対応できるように最新のデジタル機器を揃え、より良い加工を心がけ実現できるよう準備してます。 歯科技工界の協力体制、団体意識を高め、果ては協同組合に導く力をデジタル化は持っていると思っています。 それが、いずれ歯科業界への、均質、安定供給につながり、更には業界全体の協調に変わっていくような気がしてなりません。
技工物へのこだわり
― 宮本さんの一番のこだわりってなんですか?これから先デジタルが当たり前の歯科技工になり、工業的量産化及び一見品質の安定化が進みますよね、でも技工の基本である、技術、審美・歯周・機能など個人に配慮した歯科技工士としての実力をより多くデジタルに盛り込むことです。技工士が真の力を発揮できるところです!たとえ、保険に実測運動データ転送が入ったとしてもそれは必要ですよ! 実はウチは、デジタル技工に特化していることをウリにしつつも、技工物の品質を追求している技工所でもあります。こんなにデジタル超推進派の私たちには、信じられないかもしれませんが、開業した時のラボは自費技工専門歯科技工所だったんですよ、だから、製品のバランスには絶対的な自信がありますよ。(笑)
デジタルをうまく取り入れて女性に優しいラボ経営を目指す
ご縁があり、最先端のデジタルのカリスマ経営者と出会い、背中を押されるようにスキャナーを導入、それからのご縁でこれまた、デジタルを積極的に取り入れて皆の羨望を受ける経営者に大変よくしていただき、 そう遠くない日に、手作りの時代から、技工物をデジタル機器で作る時代に、完全に置き換わるなと思いましたね。なので、まだ他の多くの技工所がデジタル転換する前でしたので、急いで、集中的にデジタル技工に投資をすることを決めました。― かなり大胆な方針転換でしたよね
その辺は、もともと父が建設関係の自営業をやっていたので、商売人としての血が私にも流れていたのかもしれません。結構、迷いなく決められましたね。昔、父は私に会社を継いで欲しかったみたいですが、母に有名な歯科医院の知り合いがいて、歯科技工士の仕事は儲かる(笑)と聞いていたんですよね。当時は、技工士になるにも技工士学校の試験が大変で、自分の時は入学試験の倍率が4倍くらいだったことを覚えてますねぇ。 ― 今後デジタル技工に取り組んでいく上で、どのようなことにチカラを入れていきたいですか?
これからは、社員がライフワークを大切にする技工所にしていきたいと思っています。最近は技工士の男女比でも、女性が占める割合が上がってきて、歯科技工は今まで以上に女性が活躍する仕事になる気がしています。 特に、デジタル技工は手は汚れないし、働く環境もPCとマウスが中心なので清潔です。子育て中のお母さん技工士などは、働く時間さえ融通してあげれば、魅力的な仕事になると思うんですよね。ここ5年で実際5回の産休復職事例があり、またコロナ禍妊娠中の在宅ワークデザインもしてもらったりね
デジタルと匠の技の融合で、高い品質と手ごろな技工料の両立を実現
ですのでご覧頂いた通り、ウチのデジタル技工チームは、多くの女性技工士が中心となって仕事をしてくれています。家庭と仕事を両立できるように働きやすい就業環境を整えているんです。私なんて、CADもろくに触れないから、デジタル技工の機械なんて触ったら壊しちゃうかもしれませんよ(笑)でも、従来のやり方をしている技工士が現状を受け入れるのが大変なくらい、技工の現場はデジタルによって急激に変わってきているということなんだと思います。 ― 今後の宮本さんはジャステックをどのようにしていきたいですか?
そうですね、先ずはこの業界もデジタル化で日本のマーケットがより身近になるという事を念頭にいれ、より多くの医院さんラボさんからジャステックにお声がけ頂けるよう、IOSやデジタル技工に関するあらゆることをサポートできる準備を整えたいと思っています。
これから加速するデントストリー、先ずはIOS時代に多くの歯科医師、歯科技工士から選ばれるそんな会社を目指していくとともに、当社はデジタル化及び良き先輩のご亨受もあり、着実に勤めやすい会社化しております。さらに人それぞれの価値観に合ったライフワークを多彩に実現できる会社を目指していきます。 また、歯科技工業界全体の底上げを日々考え、忌憚なく発信し続けられればいいなと思います。 最後に、歯科界全体の為にも歯科技工業がなりたい職業に返り咲くことを空にいる、技工のおやじ、(理事長)とともに願い、さらに続けていきます。
― ありがとうございました!
茨城県で急成長を遂げている総合ラボ、ジャステック。保険技工物から自費補綴物まで幅広い技工物を取り扱っており、チタン冠、金属床、メタルボンド、矯正に加え、最近はCAD/CAM冠の人気も高い。国内ではほとんど導入されていない希少なデジタル機器も導入しており、様々なデジタル機器を駆使することによって高い精度の技工物を安定的に供給しているのが同社の魅力。最新技術や最新マテリアルにいち早く取り入れ、充実した設備と体制で歯科医院に信頼されるパートナとして、更なる成長を目指す。
株式会社ジャステックの基本情報
株式会社ジャステック| 茨城県守谷市
〒302-0123 茨城県守谷市乙子51-6
<沿革>
1991年 茨城県つくばみらい市に宮本デンタル設立
〒302-0123 茨城県守谷市乙子51-6
TEL: 0297-48-1521
mail: info@justec-d-factory.com
<沿革>1991年 茨城県つくばみらい市に宮本デンタル設立
2000年 社屋増築・義歯部 創設
2006年 株式会社ジャステック設立
2007年 茨城県守谷市に社屋移転
2010年 3Dシステム導入
2011年 仙台営業所開設
2016年 JMCミリングセンター(ジャステックミリングセンター)開設
株式会社ジャステックへのアクセス
技工物種類 | 対応可否 |
---|---|
保険FMC | 〇 |
自費クラウン/ブリッジ | 〇 |
自費インレー・アンレー | 〇 |
CADCAM冠 | 〇 |
チタン冠 | 〇 |
インプラント(ストローマン) | 〇 |
インプラント(ノーベル) | 〇 |
インプラント(その他) | 〇 |
デンチャー(保険) | 〇 |
デンチャー(自費) | 〇 |
矯正 | 〇 |
マウスピース矯正 | 〇 |
マウスガード | 〇 |
自費TEK | 〇 |
ラミネートべニア | 〇 |
項目 | 求人詳細 |
---|---|
募集職種 | 歯科技工士(随時募集)
歯科営業(若干名) |
給与/賞与 | 経験能力により当社規定により面談の上決定(年俸月給制) ※スキルアップに伴い、大幅昇給あり |
勤務時間 | 9:00~18:00 |
勤務地 | 【本社】〒302-0123 茨城県守谷市乙子51-6 弊社最寄り駅:関東鉄道常総線 南守谷駅から 徒歩5分 |
休日 | 日曜・祝日全休 週休2日 年間休日115日 年末・年始・夏季休暇 |
福利厚生 | 交通費支給・雇用労災・社会保険・厚生年金 (車通勤可) |
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