自費技工やCAD/CAM冠に加え、保険技工にも積極的に取り組んでいる横浜市青葉区にラボを構えるTDS。代表を務める辻忠司氏は、デジタル技工全盛の時代を見越して、早くから積極的にデジタル機器を導入し、技工物の生産性向上を実現した。安価で高品質な技工物をスピーディーに提供する体制が整っており、自費技工物の技工料の安さもTDSの人気の一つとなっている。

TDS | 神奈川県横浜市

自費技工やCAD/CAM冠だけじゃなく、保険技工にも積極的に取り組んでいる、横浜市青葉区にラボを構えるTDS。代表を務める辻忠司氏は、デジタル技工全盛の時代を見越して、早くから積極的にデジタル機器を導入し、技工物の生産性向上を実現。結果として、より安価な技工料を提供できる体制を確立した敏腕経営者である。いくつかのラボ拠点を上手く活用することにより、より安価で高品質な技工物をスピーディーに提供する体制が整っている。自費技工物の技工料の安さもTDSの人気の一つとなっている。保険技工のデジタル化による効率化にもチカラを入れている数少ないラボである。

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代表取締役
辻 忠司(つじ ただし)

2003年 3月 共生会(現)新横浜歯科技工士専門学校 卒業
2003年 4月 株式会社 ベルザ 入社
  数件の技工所を経て
2014年 7月 市が尾にてTDS開業
2016年 7月 株式会社 TDS 設立

保険技工にも積極的に取り組む若き経営者。地方ラボを活かして快進撃を続ける注目のラボ。

最初から歯科技工所の経営者になりたかった
― 歯科技工士になったきっかけについて教えていただけますか?
僕は父と祖父が歯科技工士だったんです。祖父は特例技工士として仕事を始めた人でした。もともと祖父は獣医師をしていたのですが、戦後は獣医の仕事がなくて食べていけなかったんです。それで獣医の友人と「俺は特例技工士、お前は特例歯科医師」と役割分担するような形で、それぞれ歯科技工士と歯科医師になったそうなんですよね。父親は祖父の後を継いだというわけではないのですが、今も歯科技工士として、個人開業して仕事をしています。 以前、父親が体調を崩した時に、一度手伝いに行ったことがあるのですが、基本的には父と自分は別々に仕事をしています。父と一緒に仕事をすると、どうしても反発するような気持ちが出てしまうので。こういう仕事の仕方は古いんじゃないかとか、個人じゃなくて組織として仕事をしたら少し変わるんじゃないかとか、気になってしまうんです。 でも実は、自分が技工士になったのもそこが出発点なんです。正しく言うと、「歯科技工士」の仕事をしたかったというよりは、「技工所の経営者」として仕事をしてみたかったんです。昔から、もっと歯科技工業界全体の働き方を良い方向に変えられるんじゃないかと思っていたんですよね。 とはいえ、実際に技工士として歯を作り始めると、その奥深さを知りましたね(笑)どちらかといえば今でも技工士の仕事よりは、技工所経営の方に興味があります。実は昔、歯科技工業界では超有名な、青島先生や片岡先生の系列のラボで働いてみたんです。すると、「あぁ。自分はそちら側の人間、つまり芸術家寄りの歯科技工士にはなれないな」という感覚もあって。じゃあ、どうしようかな、自分は、どういう道でゴハンを食べていこうかなと考えさせられたんです。
7つのラボを経験し、自分のスタイルを見つける
― 現在のように独立されるまでは、どういった経験をしてきたのですか?
開業するまでに7軒ほどの技工所に勤めました。「技工所」と呼ばれるすべての形態を経験したと思います。最初は15人くらいの、保険も自費もやる大きめのラボ。次にほぼ保険のみの3人ほどの小さめのラボ。そしてMCS(マスターセラミックスクール)に1年通ってから、自費技工物の非常に上手な方のところで1年ほど働きました。

メタルボンドがかなりあった頃でしたが、メタル調整が日に5本程度と、扱う本数も要求されるレベルも全然違ったのをよく覚えています。とにかく品質重視でしたから、このレベルの質を求めるラボは絶対に大規模化はできないな、せいぜい5人までだろうなと感じました。 ― 本当にいろんな種類のラボを経験されきたんですね。
そうですね。そして次に勤めたのが自費の量産型ラボで、メタルボンドならワックスアップからやって1日10本くらいと、落差がかなりありましたね。その次が、100人規模の保険量産型ラボで、数がこなせるようになったらさらに増やされるという環境で、ひたすら技工物の大量生産をしていました。そこでは、隣にいる人よりもどうやったら1本でも多く、品質も担保できるものを作れるのかと考えて仕事をしていましたね。

結果的に、どんどん任される本数も増えていって(笑)研磨剤を変えたりとか、皆がエンジン使うところをレイズ使ってみたりとか、そういうところは工夫して自由にやらせてもらえたので、その経験が今に生きています。 で、しばらく大手で働いていたんですが、最初に勤めたラボの社長から「CADを入れたからやってみないか」と声かけていただき、まだ見たことないからやってみたいなと思い、そこに戻りました。本当に初期の頃で、日本に4台くらいしかなかったと思います。その頃のデジタル技工は適合も悪いし、くるくる回っちゃうしで、これはまだ早すぎるなと思う一方で、いずれはデジタル技術で歯を作る時代がやってくるんだろうなと直感しましたね。 ― かなり早いタイミングでCADを経験されたんですね。
はい。そこのラボの社長はすごく先見性のある方で、面白いことをたくさんやっていて、色々な経験ができました。一方で、社長の理想をなかなか具現化できないというところも感じました。先見性がありすぎて現場がついて来れないんです。どうしても保守的な人が多い業界なので「新しいものなんか入れなくてもいい」、「先生とタッグ組んでコツコツやっていけばいい」という考えに現場はなりがちなんですよね。僕は社長のことが大好きで、社長の考えは納得できることが沢山あったんですけれども、会社全体としてはそうじゃなかったですね。 それで悶々としている頃に、別の技工所に勤めていた同期から電話がかかってきて、仕事も人もいなくなっちゃってつぶれちゃうから来てくれないかっていうんですね。で、社長とも話をしたら、どういうふうに仕事をしてもいいから、と言われて面白いかなと思ってそこに行きました。 そこでは初めて、自分は営業をやりました。ちょうどe-maxが流行り始めたころで、メタルボンドと保険の中間くらいの価格で出せるので、売りやすいかなということで価格推しでキャンペーンをしたりしましたね。1日中飛び込み営業をして、日に2~3軒はアポが取れて、翌週に訪問するというスタイルで営業して徐々に新規が取れるようになりました。これだったら勝負できるなと思って、独立開業することにしたんです。
お値段以上の技工物を提供する

総合的に技工物を取り扱う中で、今、うちの課題としては保険技工物のどこで利益を出していくかは試行錯誤中なところがありますが、CAD/CAMが入ってかなり状況は好転しましたね。なるべく今後は自費の仕事をメインにしていきたいということで、ラボの場所を移転してラボ内の設備を整えました。既にうちは自費の仕事もそれなりにあって技工料も高クオリティーで、短納期かつ料金も低価格を実現できているので、歯科医院からの注文が爆発的に増えています。 でもやっぱり、多くの先生は保険はできるだけ安く、と思っていると思います。一方で患者の数は減っているので先生としても失敗できない、できれば無調整で入れたいという事情もある。そこで、うちのようなラボの需要があるんだと思います。というのも、僕が「プチ自費」と呼んでいる技工料の安めの自費技工物を増やしていこうと思っているので、そのためのステップとしてデジタルを使用した保険技工物も積極的に取り組んでいます。ですから、保険技工物だけど、かなり高いクオリティです。大手さんと同じくらいの値段で、大手ラボさんよりも品質は良いものを出しているのでお値段以上は間違いないですね。
もちろん、どこの先生も自費で補いたいわけですが、都内で著名な先生とか技工士ならいざしらず、一般の開業医さんが15万円とか、20万円のジルコニアをバンバン入れるのはさすがに難しいですよね。そこで、それより料金体系を抑えた、プチ自費の需要がだんだん出てきています。一時期はe-maxでしたが、今はジルコニアにだんだん変わってきています。ジルコニアの材料の値段もかなり下がって費用を抑えることができているので先生には、日に日に需要が増えています。
魅力的な企業として、地方就職の受け皿になる
― TDSさんで働きたいと思う方へ、会社の魅力をお伝えください。
うちの会社は一生働き続けられる、言ってみればサラリーマン的な働き方ができるということを売りにしています。いつか独立したかったり、とことん一本の歯にこだわって作る芸術肌の子よりも、きちんと集中して仕事をして、安定的に決まった時間に帰れるシステムにしているんです。うちは最高級のクオリティのものを職人肌でやるところではないよと、ハッキリ言っています。その代わりに、お給料もきちんともらえて、一生勤められる体制を作っています。 ― 他の面ではいかがですか?
あと、長く働いてもらうために工夫しているところは、厚生年金もそうですが、一般企業と条件を揃えるということですね。言い方を変えれば、自分たちは技工所だという考え方を捨てる。具体的には、19時には終業ということです。中には職人気質の技工士もいて残業することもありますが20時には人はいないですね。ここ3年ほどは新人は残業はほぼゼロです。普段は日曜日プラス一日休みで、年末年始は1週間前後の休みになっています。 ― ラボは支店を含めて、いくつあるんですか?
うちは現在、3つのラボを抱えているのですが、そのうち2つの拠点は少し特殊な環境でして、中途採用の人しかいないんです。そういう人たちが、気持ちよく働ける環境を作ってあげるのが経営者としての僕の役割だと思っていて。彼らの中には一度、技工士を退き復職した人もいて、彼らも今では、辞めてくれといっても辞めないくらいに居心地のいい職場環境は作れていると自負しています。 だからラボのスタッフに団結力があるんです。みんな自主的に動いてくれるし、どんな地味な仕事でも嫌がらずにやってくれます。それぞれがリーダー的な技工士ではないかもしれないけど、貴重な戦力になろうとしてくれます。だからウチのラボは人材の定着率はメチャクチャいいんですよね。 ウチの拠点の中には青森にもラボがあるのですが、青森の人って、めちゃくちゃ真面目なんですよ。じっと寒さに耐えるみたいな、そういう気質がやっぱりあるんだなと思いますね。だって、冬はまず1時間早く起きて家の周りを雪かきして、車出して、会社に着くと会社の前も雪だらけだからまた1時間雪かきして車入れて、1日仕事をしたら、帰りもまた雪かきして車出してやっと帰宅。そういうのが日常ですから、仕事というのはそういうものだ、というのが当たり前にある。 そういう側面をみているので、僕は彼らの真面目さをすごく信頼していますし、都会の人のように饒舌じゃないかもしれないけれども、真面目に仕事に取り組んでいるし、とても誠実なんです。 実は地方では昔ながらのスタイルの技工所が多いですが、ウチは企業として環境を良くすることにこだわっているので、そういう意味では、地元の専門学校からはかなり期待してもらっていますね。社会保険にも加入して安心して働けるし、給与面でも他のラボよりもすごく好待遇だと思います。 ウチのラボもデジタル技工にはかなり力を入れているの、そういう意味では、最近は都会の若い技工士さんたちにも興味を持ってもらえるように取り組んでいます。最新の機器を揃えるように設備投資には力を入れているので、デジタル技工に興味のある方は最適な職場環境ではないでしょうか?
横のつながりで今後の技工業界を生きる
― 今後は、どういったラボを目指されているのですか?
そうですね。今後はデータだけ集めて管理するような営業ラボが出てくるんじゃないかと思うんですよね。全国からデータを集めてデザインして、先生のところにデザイン後のデータを飛ばすというイメージです。実際、海外ではデザイン専門ラボも出てきていますしね。 ― たしかに世界的に見れば、デザイン専門ラボも増えてきていますよね。
ただ、他がみんなデータで作るようになっても、僕たちは、敬遠しがちなアナログ技工でも喜んでやるし、業務を効率化しているからこそ、数も大量に作れる体制になっているので、最終的にはニッチなところに需要があると思っているんですよね。メタルコアじゃないと折れてしまう部位だけを作るラボも需要が集まってくると思います。 これから技工所の二極化は進む一方だと思います。大きいラボは、どんどん大きくせざるを得ない一方で、開業する技工士はいつの時代もある一定はいて、中間のラボがいなくなるんじゃないでしょうか。そういう中で、うちとしては、横のつながりを持ってやっていければと思っています。海外との提携も進められればと思っていますね。そういう中で、今後減るであろう技工士をなんとか支えていきたいなと思っています。 うちとしては、今後、青森支店もデジタル化を勧めていくことができたら思っています。そこで青森支店に近い将来ミリングマシンを置くか。あるいは、向こうにスキャナだけ置いて、本社でミリングするということもあるかもしれません。それってデジタル化しているからこそできることですよね。いずれにせよ、若い技工士が20年とか30年とか安心して勤められる技工業界にしていかなきゃいけないなと思っています。現場がわかる経営者として頑張りたいんです。先生にも、ここに出せば安心だと思ってもらえるようなブランド力を付けていきたいですね。 どうもありがとうございました。

編集後記/高崎
利益率が低いと言われる保険技工にも、あえて積極的に取り組んで、戦略的に勝負をされているTDSの辻さん。経営者としての業界全体を見る俯瞰した視点の高さを感じる。会社としての組織化を強化し、安定した品質で技工物を作り続ける。この繰り返しが信頼を作り、次の仕事につながっているのだなと思った。今後、会社としてますます大きくなっていくのは間違いなく、辻さんが20年後、30年後の技工業界を変えていく若き経営者の1人であることは間違いない。

自費技工やCAD/CAM冠だけじゃなく、保険技工にも積極的に取り組んでいる、横浜市青葉区にラボを構えるTDS。代表を務める辻忠司氏は、デジタル技工全盛の時代を見越して、早くから積極的にデジタル機器を導入し、技工物の生産性向上を実現。結果として、より安価な技工料を提供できる体制を確立した敏腕経営者である。いくつかのラボ拠点を上手く活用することにより、より安価で高品質な技工物をスピーディーに提供する体制が整っている。自費技工物の技工料の安さもTDSの人気の一つとなっている。保険技工のデジタル化による効率化にもチカラを入れている数少ないラボである。
株式会社TDSの基本情報
TDS | 神奈川県横浜市
〒227-0043
神奈川県横浜市青葉区藤が丘2丁目2−16
<沿革>
2016年 7月 株式会社TDS設立
株式会社TDSへのアクセス

技工物種類 対応可否
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自費インレー・アンレー
CADCAM冠
チタン冠
インプラント(ストローマン)
インプラント(ノーベル)
インプラント(その他)
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デンチャー(自費)
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マウスピース矯正
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