高い精度や審美性、良心的な技工料で、西東京エリアで人気のラボ。
その圧倒的なコストパフォーマンスから、近隣ドクターだけでなく、遠方のドクターからの注文が多いことも東和技研の特徴。

東和技研|東京都立川市

高い精度や審美性に対して手頃な技工料で、西東京エリアで人気のラボ。インプラント技工に関しては、月に300本以上、年間では約4,000本ものインプラント技工物を作製しており、取引先のドクターからの信頼も厚い。複雑なケースの場合は、立ち合いも積極的に行っており、インプラント経験の浅いドクターでも安心してインプラント治療を行うことができる。また、CAD/CAMの最新のデジタル機材に積極投資しており、国内ではほとんど導入されてない最新の高速5軸ミリングマシンによって、短納期で歯科医院に技工物を納品できることもラボの大きな魅力となっている。

代表インタビュー ラボの基本情報 取扱技工物 求人情報

代表取締役 田口 大助(たぐち だいすけ)

2002年3月 大学卒業後、東和技研入社
2002年4月 日本大学附属歯科技工専門学校 入学
2005年3月 同校 卒業
これで食っていくと覚悟を決めて夜間の専門学校へ
― 現在、経営されているラボについてお聞かせください
現在のラボは父親から引き継いだものです。今は事務をお願いしているスタッフも含めて、5人でやっています。近い将来、10人くらいには増やしたいと思っています。実はウチは、元々20人くらいの技工士が活躍していたんです。当時は、自費技工だけでなく保険技工もやっていたのですが、金属価格の高騰などの環境変化もあって、今は自費の仕事のみを受けて、保険は外注さんにお願いしています。 そもそも最初は、父が自宅の庭にプレハブ小屋を建てて、技工士2人で始めたラボでした。ちょうど自分が幼稚園か小学校1年生くらいのときです。毎日窓にへばりついて仕事場の様子を覗いてましたね。楽しそうな仕事だなぁ、面白そうな仕事だなぁ、って思ってましたね。子供の目には、技工で使う材料にも興味があったし、ワックスを溶かして彫刻している姿が、すごく魅力的な仕事に見えたんです。

でも親からは、「やめとけ、やめとけ、そんないい仕事じゃないから」って。親からそんな感じで言われてたので、気が付いたときには、技工士になりたいという気持ちはなくなってましたね(笑) ― では、最初は技工士になろうとは思っていなかった?
はい。ただモノ作りは好きだったので、何かものを作る仕事には就きたいなぁと思って、大学の工学部の電子工学科に入学しました。でも電子工学の勉強が自分に合わなくて(笑)確かにモノは作るんですけど、一つ一つが小さ過ぎたんですよね。基盤のチップとか半導体とか。何かの実験の授業で、「計測機器の針が振れたら実験成功です」って言われても、電気信号は目に見えないから実感を感じられなくて。残念ながら大学に入学してすぐに、「あれ、やばい・・・。電子工学、好きじゃない・・・」と気付きましたね(笑) ― では、技工士になろうと思ったのは、大学卒業後に?
そうなんです。大学卒業後に父が作ったラボで働きながら専門学校の夜間コースに通って、歯科技工士の国家資格を取りました。私の場合、一度大学を出てから歯科技工士になったので、国家試験に合格したのは27歳と、遅いデビューでした。「絶対に、歯科技工でメシを食うぞ!」って腹をくくっていたので、専門学校では18歳くらいの学生とは違い、必死さが全然違いましたね(笑)

少しでも同年代の歯科技工士に追いつかなければと思い、専門学校のときから有名技工士たちの技術が学べるセミナーに参加していましたし。たまたま私が通っていた専門学校の夜間のコースは社会人経験者が多かったので、本気で勉強しにきた人や、自分より年配の人が沢山いて、みんな意識が高かったので自分も頑張れた、というところもあったと思います。
センスではなく努力で這い上がってきたからこその強みがある
いま思い返すと、専門学校の時は毎日必死でしたね。技工士じゃないと分からない感覚だと思うのですが、実は歯科技工って、センスがある人はいきなり結構できちゃうんですよ(笑)自分は、最初からズバ抜けたセンスがあったわけじゃなかったから、そりゃあ、そういう人がうらやましかったですよ、僕は努力で這い上がってきた雑草タイプの人間なんで(笑)

だから学校の授業で、センスのある同級生の技工物を目に焼き付けて、実家の技工所に帰って練習していました。年齢的にも遅く歯科技工士になったので、同級生の2倍、3倍は努力しなきゃと思って。ほんと、あの3年間は、無我夢中でしたね(笑) 凡人の技工センスしかなかった自分は、地道な努力で自費技工の技術を身に付けてきました。でもセンスがなかったからこその強みもあるんです。それは、教える能力です。私の場合は、センスじゃなくて頭を使って、理論的に技工技術を磨いてきたので、技工物を作る上での重要なポイントが分かるし、それをどうやってクリアしたらよいかも分かるんです。これまで自分が苦労してきた分、自分の後輩には、的確に、正確に、技工技術を伝えられるというのが自分の強みでもあります。 そういった意味では、ウチは人を育てるのが上手いですし、ラボとして、安定した品質の技工物を作ることができるところが魅力かもしれません。同じラボでも、技工士の技量によって品質がバラバラだと、ドクターと安定した信頼関係を築くことはできないんです。ラボの技工士の中で1人だけが、ずば抜けて素晴らしい技術を持っているより、全体として平均的に高い品質を維持できるラボの方が、大きな法人なんかは、安心して仕事を任せられるはずですから。
品質・納期・コストパフォーマンスへのこだわり
― ラボの特長や、こだわりを教えてください
ウチのラボは少数精鋭なので、人件費少ないんです。高い品質の自費技工物を提供しているにもかかわらず、同等品質のラボに比べたら約2割くらい技工料が安いと思います。もちろん安かろう悪かろうではなく、「えっ!?この品質なのに、この金額でいいいの?」とよく言われます(笑)ウチは、とにかくコスパが良いラボなんですよ。もう間違いなく、価格以上の品質の技工物を出せている自信もありますし。

あとは、ウチはドクターとのコミュニケーションも頻繁に取っています。歯科技工士は、技術だけ優れていれば良い、というものではないと思うんです。ドクターからの細かい要求を確実に把握しないと、良い技工物はつくれませんから。あとは、やはり納期や仕事のスピードも大切ですね。私たちは、患者とドクターの間で行われる医療行為を支えるために、ドクターから求められるクオリティを、求められる納期・スピードで、喜ばれる価格でお届けする、これが技工ビジネスの基本だと思っています。 だからうちのラボでは、品質や納期やコミュニケーションだけでなく、コストパフォーマンスという部分にも強くこだわっているんです。ウチに継続して仕事を出してくれているドクターが浮気をして、他のラボに仕事を出してしまうということは、今まで、ほとんどゼロだと思います。コスパがずば抜けて良いので、逆はあるかもしれませんが(笑)

但し、ウチの技工士には、仕事を出してくれているドクターに対して、緊張感を持って仕事をすることと、感謝の気持ちをもって仕事をすることを大切にさせています。技工という職人の仕事を、一度でも、なぁなぁでやってしまうと、技工物の品質が下がってしまうと思うんです。仕事の細部に、魂が宿るじゃないですけど、技工は職人の仕事なんで、一回一回が真剣勝負であるべきだと思うんです。

― 仕事は、自費の補綴がメインですか?
はい。僕が主にやっているのはセラミック系です。e-maxとジルコニアがメインですね。先ほどもお伝えした通り、原価を抑えられているので、コストパフォーマンスの良さには自信があります。 実はウチは、日本国内で、かなり早くCADCAMを導入したラボなんです。まだ周りのラボがCAD/CAMを持っていなかった頃に導入したので、大手ラボから仕事の依頼がかなり沢山きていました。でも当時は、ジルコニアのディスクが今の倍くらいの価格でしたからねぇ。正直、利益という面では、あまりメリットはありませんでした。でもその一方で、国内のどのラボよりも早くCAD/CAMの経験を積めたので、デジタル技工の技術や経験がたくさん蓄積できたことは良かったですね。

― このCAD/CAMは、あまり見ない機種ですね。
そうなんです。ドイツの高級機種を導入しています。一般的な機種の2~3倍の価格にはなると思います。当時は、かなり勇気のいる投資でしたが、そういったところは妥協したくなくて。やるのであればトコトンやりたいタイプなんです(笑)他のラボよりもリスクを負って先行投資したからこそ、今では材料メーカーに当時の功績を認めてもらい、材料の仕入れは、国内でも指折りの安さになっています。また、少数精鋭で仕事をしているので人件費が安く済ませられるため、コストパフォーマンスの良さにつながっています。 この2年くらい私は、CAD/CAMの技術や経験を積むことに全力投球してきました。おかげさまで今では、一日中、CAD/CAMの機械が止まる時間がないほどフル稼働しています。なので最近、私自身はまた高精度なポーセレン築盛の自費技工物を作り始めています。約2年くらいポーセレンの築盛から遠ざかっていたので、正直、腕が鈍っているかもしれないなぁ、と心配していたのですが、やってみるとスグに迷いなく手が動きました。雑草として長年磨き上げてきた技術は、そう簡単には無くならないもんですね(笑)

― デジタル技工とポーセレン築盛のどちらに注力?
欲張りですが両方で勝てるラボにするつもりです(笑)今後、世の中はますます、量産化が可能なデジタル技工と、高精度なハンドメイド技工の2つに2極化するはずです。デジタル技工の方は、大量に材料を仕入れて、いかに安く、いかに早く、一定の品質の技工物を提供できるかが勝負のカギを握ります。そういう意味では、デジタル技工に早くからトライしてきたウチのラボには、圧倒的に豊富な経験と沢山のデジタル技工の仕事があるので、一日の長があると思っています。おそらく、他のラボでは、なかなかマネのできない価格設定にできている自信があります。 一方で、ポーセレン築盛などのハンドメイドで、高品質な技工物を作るニーズもなくなることはありません。いくらデジタル技工のクオリティが上がっても、前歯のように透明感や精度が求められる技工物に対しては、完璧には対応しきれないからです。やはり、これまで数多くのデジタル技工に携わってきたからこそ、腕が良い技工士が作る技工物の品質をデジタル技術が超えるのは難しいと実感しています。例えば、歯の表面の細かな線などをデジタル技工で再現することは限りなく困難です。おそらく今後は、デジタル技工で対応するケースとハンドメイドで作るケースをうまく使い分けるべきなんだと思います。
お互いの意見を尊重する関係を築きたい
― 今後、どのように仕事を続けていきたいですか?
そうですね。ひとことで言うなら「きちんとドクターに必要なことを提案できる技工士」になりたいですね。歯科技工士って、基本的に、ドクターの指示のもとに技工物を作るわけです。でも模型を送ってもらい、実際に技工物を作ってみると、僕の方でも気づくことがあるわけです。それを先生に伝えた時に、「なるほど、そうか」って言ってくれるような、そういう関係で仕事ができることが理想ですね。その方が結果的に、ドクターのチェアサイドの調整時間を短くなると思います。 もちろん僕らは、ドクターから仕事をもらう側ですから、お互いの信頼関係ができてからじゃないと意見は言いにくいですよ(笑)でも何ケースか一緒にやって、きちんとコミュニケーションを取っていけば、お互いのことが分かってきますよね。いったん何でも言える関係になれば、良い歯を作るためにスムーズに提案することもできますし、お互いがプロとして、気持ちよく仕事ができるようになりますよね。 歯って1つとして同じものはなくて、個々がすべて違う歯なんです。それをせっかくハンドメイドで作るんだから、ドクターからも沢山の指示をもらえた方がいいと僕は思います。ドクターや患者さんの要望が分かれば、僕が作れる最高の技工物を作れるけど、もし、ドクターからほとんど指示がなかったら、僕の頭の中だけで作るしかなくなってしまう。だからこそ先生とのコミュニケーションは、これからも変わらず、大切にしていきたいですね。
歯科技工士として、早く一人前になりたい方へ
― 今後、規模を大きくしていくそうですが、スタッフを増やす予定は?
はい。仕事がだいぶ増えてきたので、近々、スタッフを増やそうと思っています。正直、今、ウチのラボで働ける人はラッキーだと思います。今はCADCAMも自費技工も沢山の仕事を頂いているので、早く後輩を育てないと自分の寝る時間が無くなってしまうんです(笑)だから一刻も早く一人前になってもらうために、僕の知っているノウハウは全て教えるつもりです。

地道な努力をして、スキルアップしたいという技工士さんは、ぜひウチのラボに連絡を下さい。必ず私が、一人前にしてみせますので。できれば、他人の話に素直に耳を傾けられる方がイイですね。

自分の経験上、「私は、こう習った」などのように、学校で習うような知識にこだわりすぎてしまうと、臨床ではなかなか伸びないんです。臨床の場で、他人の意見に聞く耳を持っていた方が絶対に伸びます。いきなり他人の意見や助言を否定してしまうと、自分の成長余地を捨てているようなものですから。それは本当にもったいないと思うんですよね。もし素直に私の話に耳を傾けてくれれば、3年もあればプロとして一通りの仕事ができるようなると思います。 もちろん教える側のスタンスも重要です。頭ごなしに「とにかく、これをやれ!」というような指示は良くないと思います。実は僕は、どちらかというと厳しく育てられてきました。もちろん育ててもらったことには感謝していますが、そのときは「もっとこんな風に教えてくれればいいのになぁ」って、思ったこともよくありました。当然、当時はそんなことはとても言えなかったですが(笑) ウチのラボでは、まず最初にワックスアップをやってもらいます。立体的な視点で仕事がある程度できるようになったら、ちょっとずつCAD/CAMの仕事もやってもらいます。もし仕事を分業制にしてしまうとCAD/CAMの仕事はできるけど他の仕事はできないという人を育ててしまいます。そうすると、その人は狭い世界でしか活躍できないことになってしまいます。

それはうちのラボとしても損だと思うし、なにより、その人自身の仕事の幅を狭めてしまいます。だからウチのラボでは、これから絶対に必要とされるデジタル技工の技術も、ハンドメイドで高度な築盛技術も、どちらでも一流になってもらえるようにサポートしていくつもりです。 ありがとうございました。
編集後記/高崎
もし田口さんを一言で表現するならば「努力の人」だ。一流の技工士を目指して、膨大な努力と経験を積み重ねてきたからこそ、その口から紡ぎ出される言葉に説得力があった。材料の仕入れや少数精鋭による人件費の削減などの工夫をすることにより、高い品質を維持しながらも安価に、コスパの良い技工物を提供しているところに、経営センスを感じた。また人材育成についても、今後のデジタル技工時代を見据えて、歯科技工士として効率的にステップアップできるキャリアプランが用意されており、若手技工士が着実に自己成長できることが約束されているラボだと感じた。

高い精度や審美性に対して手頃な技工料で、西東京エリアで人気のラボ。インプラント技工に関しては、月に300本以上、年間では約4,000本ものインプラント技工物を作製しており、取引先のドクターからの信頼も厚い。複雑なケースの場合は、立ち合いも積極的に行っており、インプラント経験の浅いドクターでも安心してインプラント治療を行うことができる。また、CAD/CAMの最新のデジタル機材に積極投資しており、国内ではほとんど導入されてない最新の高速5軸ミリングマシンによって、短納期で歯科医院に技工物を納品できることもラボの大きな魅力となっている。


東和技研|東京都立川市
〒190-0011 東京都立川市高松町3-14-15 平和ビル2F <沿革>
1986年 東和技研設立
アクセス

技工物種類 対応可否
保険FMC
自費クラウン/ブリッジ
自費インレー・アンレー
CADCAM冠
チタン冠
インプラント(ストローマン)
インプラント(ノーベル)
インプラント(その他)
デンチャー(保険)
デンチャー(自費)
矯正
マウスピース矯正
マウスガード
自費TEK
ラミネートべニア

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