DTL株式会社|神奈川県相模原市

DTL株式会社は、「ひとりひとりにあった より良い補綴物を患者さまへ 地域歯科医療から社会貢献」をテーマに掲げる神奈川県相模原市に拠点を置くクラウンからデンチャーまでほとんどの技工物を扱う総合的な技工所。中でも3Dプリンターを利用したデジタルデンチャーは多くのドクターから適合の部分で高評価を得ており、今後データを利用したデンチャーの作成では大注目のラボの一つ。

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DTL株式会社|神奈川県相模原市

歯科技工士
右:伊藤 久(いとう ひさし)

1996年 東邦歯科医療専門学校 卒業
1996年 相模原市内 歯科技工所 入社
2007年  ITO DENTAL LABOLATORY 開業
2013年 DTL デジタルトキテックラボ 入社

歯科技工士
左:目黒 智也(めぐろ ともや)

2020年 新東京歯科技工士学校
2020年 DTL デジタルトキテックラボ 入社
身近に技工との接点があった
− 技工士になろうと思ったきっかけは?
伊藤:高校の同級生のお父さんが技工所を経営していたというのが、歯科技工との接点でしたね。その友人と仲が良かったというのもあり、技工所を見学に来ないかと誘ってもらったのがきっかけです。

当時は進学を考えていなくて高校を卒業したら就職するものだと思っていたんですが、技工所を見学させてもらったことで興味が湧きまして。手作業でやる仕事ということがとても印象的でした。就職するといっても特にこれというのも決まっていない時期のことだったので、その友人と一緒に技工の専門学校に行くということになりました。卒業後は、そのラボに就職して技工学校を卒業して、卒業後はその友人のラボに勤めるという流れで歯科技工士になりました。

目黒:僕は父が歯科技工士で、自宅で開業しているので歯科技工が身近な環境で育ちました。僕は大学付属の高校に通っていたんですけれども、進路選択のタイミングで、大学も専門学校もどちらもありうるなと思ったんですね。

その上で、これからは高齢化もあって医療分野が安定しているんじゃないかということもあって、歯科技工の専門学校に行くことにしました。専門学校卒業後すぐにDTLに入って、今年で3年目になります。
デジタル技工技術の
− どのような経緯でDTLに?

伊藤:友人のラボには11年間勤めました。その後で独立開業して10年ほど一人で仕事をしていたんですが、その間にDTLの代表の時田と知り合いまして。時田はデジタルに特化していきたいという希望を持っていて、一緒にやっていかないかと誘われたんですね。私も自分一人で仕事をするのに限界を感じていた時期でもあったので、ぜひ一緒にということで、DTLの社員としてやることになりました。

目黒:僕の父は開業して今は二人でやっているんですが、いずれはそこを継ぎたいという希望があって当面はそれに向けて修行を積んでいるというところです。父のところに最初から入ってしまうと甘えが出てしまいますから、まずは外の環境で実力を磨きたいと思っています。

DTLはデジタル技工に力を入れていますので、この先、実家に戻った時にもスムーズにデジタル化を進めていけると考えました。そういう将来を考えているので、歯科技工をやめるとかやめたいとか、そういう選択肢はないですね。
デンチャー技工の魅力
目黒:義歯の製作方法ってここ30年間くらい変わっていないんですけれども、ここ数年で臨床向けの実用的な3Dプリンタが出てきたりして、アナログからデジタルへと大きく変わろうとしているタイミングなのではと感じます。そこにはすごく魅力を感じますし、これからが楽しみだなと思っています。

このラボに僕が入社した時点では既に3Dプリンタが導入されていましたから、僕はデジタルデンチャーに触れる機会は、かなり多い方なのではと思います。デジタルな環境でデンチャー製作をしていいますが、デジタルをやる上でアナログの方が大事ということは色々な人から言われるので、アナログ技術を伊藤さんから教わりながらデジタルへの移行を進めているという段階です。

伊藤:僕はずっとアナログでデンチャーをやっていたんですけれども、アナログのデンチャーってどうしても感覚的に技術を教えてしまうというところがあると思うんですね。僕の中に蓄積されている経験を教えたいんだけれど、それを教えるのがすごく難しくてどうしても感覚的になってしまう。たぶん、目黒もその辺にはすごく戸惑ったと思います。目黒が多少分かってきた頃からは、デンチャーの教え方もうまくなったかなと思うんですが。

たとえば、DTLの得意先の先生の癖によって、仕上がりにかなり違いがあるんです。ある先生は人工歯の排列はがっちりかませるのが好きなんだけれども、こっちの先生はそうでない方がいいとか。そういう細かいことを一つひとつ教えていくんですけれども、教えても最初の頃は全然ピンとこないんですよね。

ここの先生はこう、というのが僕の頭の中でははっきり分かっているんだけれども、それを教えても最初の頃は分からないということが多い。その辺を目黒とすり合わせていくところが、けっこう、こう大変だったというのがあります。でも、そのあたりも、デジタルを入れることで感覚的ではなく数字として認識できるようになるところにデジタル化の恩恵を感じます。
圧倒的な短納期を実現するデジタルデンチャー
目黒:DTLはデジタルデンチャーの製作に特化しているんですが、先生側からの魅力としては、技工物一つひとつにデータがあるという点かなと思います。製作した技工物のデータ、たとえば患者さんの粘膜のデータが3Dプリンタに入っているので、デンチャーが壊れたり交換したり失くしたりといった時に、短い納期でまったく同じものを納品することができます。患者さんがお困りの期間が非常に短くなります。

伊藤:アナログで同じようなことが起きた場合、もう一度印象を採得してもらうところから始めますから、どうしても納品まで1ヶ月はかかってしまいます。短納期は3Dプリンタのいいところだと思いますね。データが残っている分、すぐに同じものができます。

具体的なケースで考えると、たとえば先生から朝に連絡がきて、デンチャーが失くなってしまったのですぐ欲しいんだけど、と言われるとします。機械の稼働状況や他に入っている仕事にもよりますが、基本的には次の日にはもう納品できるんですよ。

ただ、造形したものに調整を入れなければならないので、現実的には、納期には何日かは余裕をみてもらわなければなりません。でも、データが既にあるので、造形すること自体は1時間2時間なんですね。そのあとに、接着や調整の工程は入るんですけれども、どうしても早くほしいと言われれば、翌日納品というのも不可能ではないわけです。

DTLにある3Dプリンタはクルツァーが最初に出したもので、今はもう2代目が出ていますが、それでもアナログとは桁違いの早さなわけです。
細かな修正が効くのもデジタルデンチャーの強み
目黒:アナログで作る場合、ワックスを乗せて冷やし固めて流し込んで…という工程の中でどうしても厚みにムラが出てきます。コピーデンチャーの場合、画面上で点を打っていってそこにぽっと床が出てくるという感じなので、厚みは均一になりますし、患者さんの舌感もいいんです。厚みが均一な分、割れにくいのも大きなメリットです。

伊藤:こういうケースもあります。自分がいま使っているデンチャーと同じものがほしいという患者さんがいらっしゃったので、それをスキャンしてお作りして納品したら、患者さんから1-1を少し長くしてくれという要望があったんですよ。こういうのを修正するのはアナログではけっこう面倒な作業だと思うんですが、デジタルだと、スキャニングしたデータ上で少し長く修正して造形してということができるんですね。感覚的にアナログでやるよりもデータを修正する方が早く、そしてうまくいった例です。先生も喜んでくれましたし、患者さんもとても良かったと。

こういうちょっとした修正をデータでできるがコピーデンチャーの長所だと思いますね。細かい修正を感覚ではなく数字で出すことができる。患者さんが良いと思っているところはそのままに、改善したい部分をピンポイントで修正してお出しできる。それが良いところだと先生からもおっしゃっていただけています。

目黒:こういう状況になるまでにはかなり試作品を作りましたね。

伊藤:そうですね、試作の段階で20ケース以上は作りましたから、そのノウハウはだいぶ蓄積されてきているかなと思います。

価格帯としては、総義歯は地域によってかなり価格差があると思うんですけれども、神奈川県相模原市の平均的な価格としては1床作ってだいたい2万円弱ぐらい、まあ1.5~2万円というのが保険デンチャーの相場だと思います。うちはほぼその相場と考えていただければと思います。これはアナログで製作した場合です。

コピーデンチャーは保険適用されていないため自費技工物扱いですので、データ取得から完成体納品までで6万円という価格になっています。データがあるものから再作成の場合は、条件によりまた別の料金とさせていただいています。

コピーデンチャーに関しては今まで再製を出したことはないですね。仮に再製があったとしても、こちらでデータ修正が可能な範囲であれば修正して納品するということが可能ですし、同じものであればすぐに造形して納品ということができますので、それもコピーデンチャーのメリットだと思います。
患者さんの目線を意識して製作する
伊藤:僕がデンチャーを作る時に意識しているのは。患者さんがこれを口に入れたときにどう感じるかということです。たとえば、辺縁を手で触った時に当たりがないかとか、クラスプの先端に尖りがないかとか、そういうことは特に意識して納品するようにしています。そこがこだわりというか、非常に大事なことだと思うんですね。

もちろん先生に喜んでもらえる技工物というのも重要なんですが、いくら先生に評価していただいても、患者さん目線でこの入れ歯を使ってもらうことを意識しないといけないと思っています。患者さんが最初に入れ歯を入れた時のインパクトって大きいと思うんですよ。しっかり入るのはもちろんですけれども、入れ歯を入れたときの違和感ができるだけ少ないように、と常に意識しています。

目黒:伊藤が今言ったことを常に僕は言われ続けているので、伊藤と同じような目線でチェックすることを心がけています。僕の作ったものには伊藤のチェックが入りますから、まずはそのチェックの段階で何事もないように、そのまま通るように、というのもありますね。それ以外でいうと、やはり先生としてはぴったりフィットさせたいというのがあると思いますから、自分で作ったものが模型にぴったり入っていることを確認してから納品しています。

3Dプリンタに造形させるといっても、何も分からない・考えないでマニュアル通りに造形しようとしても、造形不良が起きるんです。だからどうやったら狙った通りに造形されるかを考えなきゃいけない。考えた結果がうまくいくのは嬉しいですね。
決められた時間の中で働くことを徹底
伊藤:DTLの労働環境については、時田がだいぶ改善を進めています。 以前勤めていたラボでも、自分一人でやっていた時もそうだったんですが、技工士って割りと時間にルーズなんですよね。納期を守らないっていう意味ではなくて、時間を惜しまず仕事しちゃうというところが技工士気質としてあると思うんです。

でも、時田はそれはダメだ、よくないと。時間をはっきりと限ってここの時間までに終わらせるというのを徹底させています。求めている品質に達するまで時間を使うというのではなくて、その時間で品質を落とさずに仕事を終えるにはどうしたらいいか、という視点を求めている。

なので、昔に比べればずいぶん早く帰るようになっていますね。だいたい8時にはみんな仕事を終えていますし、早いときには7時に上がっています。朝は9時始まりですから、10時11時まで働くことが当然で日付をまたぐこともあった時代から比べるとだいぶ改善されていると思います。

社員の育成や具体的なキャリア形成についてはうちの会社ではまだ設定していないんですけれども、新しく入ってくる人については適切な期間を設定して、それを目指して働いてもらえるという形にしようと思っています。たとえば、新しく入ってくる子が将来開業を目指すのであれば、5年あるいは10年という期間のうちにスキルを身につけられるような時間軸の中で必要な仕事をできるようにしていきます。

昔は開業するまでは10年、と言われていたんですね。実際、僕が開業したのもそれくらいでした。でも今はデジタル化もあって、そういう昔ながらの概念が当てはまらないと思うんですね。デジタルに特化した形で開業したいのであれば、5年とか3年での開業も可能でしょうね。
生まれ変わったら現状とは違う形で技工を極めてみたい
伊藤:僕は生まれ変わってももう一度技工士をやってみたいですね。そうしたら、現状とは違う形で、技工を極めたいと思いますね。技工っていくらでもスタイルがありますから、今とは違うスタイルで違うゴールに向かって挑戦してみたいです。

目黒:僕は、まだ歴も浅いということはあるかもしれないですが、何か作りたいなというのがあってこの職業を選んだので、もう一度これでもいいけれども、別の何かを作る他の職業というのもあるかなと思っています。
DTL株式会社は、「ひとりひとりにあった より良い補綴物を患者さまへ 地域歯科医療から社会貢献」をテーマに掲げる神奈川県相模原市に拠点を置くクラウンからデンチャーまでほとんどの技工物を扱う総合的な技工所。中でも3Dプリンターを利用したデジタルデンチャーは多くのドクターから適合の部分で高評価を得ており、今後データを利用したデンチャーの作成では大注目のラボの一つ。
DTL株式会社の基本情報
DTL株式会社|神奈川県相模原市
〒252-0244
神奈川県相模原市中央区田名2278
<沿革>
2007年 DTL株式会社(デジタルトキテックラボ) 設立
DTL株式会社
DTL株式会社
DTL株式会社
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自費インレー・アンレー
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チタン冠
インプラント(ストローマン)
インプラント(ノーベル)
インプラント(その他)
デンチャー(保険)
デンチャー(自費)
矯正
マウスピース矯正
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自費TEK
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