堤Dental|大阪府四條畷市

堤Dentalは、補綴からデンチャーまでを一人でこなすオールラウンダー技工士として世間に認知されている。患者さまの一口腔内単位すべてを見ることができ、歯の今後の動き、補綴とデンチャーの兼ね合いをドクターと見定め的確な技工物制作することに定評がある。当ラボ代表堤氏はSJCDを卒業しており、臨床に強く、SJCDに所属する歯科医師の方に重宝される実力者である。

代表インタビュー ラボの基本情報 取扱技工物 求人情報
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代表取締役
堤 和人(つつみ かずと)

1996年3月 大阪歯科学院夜間学科 卒業
1996年4月 某歯科医院 勤務
1997年8月 タナダ歯科 勤務
2007年   SJCD 卒業
2012年4月 タナダ歯科 退職
2012年6月 堤Dental 開業
  
独立開業できる医療関係の仕事として歯科技工士を選択
− 歯科技工士になろうと思ったきっかけは?
正直なところをお伝えすると、私は医療系大学に進みかったんですよね。でも、現役の時は落ちてしまい、家の事情でどうしても浪人することはできなくて、あきらめるしかなかったんです。

それでも医療関係の仕事につきたいという気持ちはありました。それに、勤めるよりは独立開業できてお金が無限に稼げる方がいいと思いました。

当時の僕の知識の中ではそういう職業は歯科技工士しかなかったので、だったらその方向で行こうと思って、働きながら3年間夜間学科に通って資格を取りました。

独立開業できてお金が無限大に稼げる、そういうところに行きたかったので。医療関係の仕事で独立開業できてお金が無限に稼げる、そういうところは僕の浅い知識の中では歯科技工士しかなかったんですよ。それだったら行こうかなと思ってその方向性に切り替えて3年間夜間学科に通って働きながら資格を取りました。

− 技工学校に入学してからは大変でしたか?
技工学校時代に苦労したのは彫刻です。彫刻をすること自体がほぼ初めてでしたし、そういう細かいもので歯を作っていくというのは入学するまで全然知らなかったんです。こういう彫刻をするんだということを初めて知って、びっくりしました。

手先はそんなに不器用な方ではなかったんですけれど、彫刻刀1本で形を表現する、立体感を出していくっていうのは10代の頃には経験がまるでなくて、どう作っていいかさっぱり分からない。まず、対象をどう見たらいいのか、その見方が分からないわけです。

だから最初は全然形になっていなかったんですけれども、必死で喰らいついていきました。道を切り開くためには何がなんでも歯科技工士の資格を取らなきゃいけない。

そのうちにだんだんよくなっていって、最終的にはコンテストで優勝するまでになりました。努力すればダイレクトに結果が返ってくるという実感があったのがすごくよかったですね。
院内ラボの経験が今でも生きる
− 学校に通いながらバイトもされてたとか?
僕は夜間部だったので昼間は技工所で働いて、夜は学校で勉強という生活でした。最初に働いたのは、歯科医院の2階で2~3人でやっている小さなところで、その次に6人くらいが在籍している少し大きな規模の技工所に移り、就職というときには院内ラボに行きました。

最初のラボはごく短い期間でやめてしまったのですが、次に勤めた院内ラボは開業するまでの15年間働いていました。そこではデンチャーも含めてずっと一人でやっていたので、色々鍛えられたという感じですね。院内ラボですから、先生がセットする現場が隣にあってそれを常に見ていましたから。

僕自身にはあまり分からないんですが、院内ラボを経験している技工士の作る技工物は、技工所の経験しかない技工士の技工物とは違うらしいんです。

今お付き合いしている先生に最初に仕事をいただいた時にも、「なんか違う」と言われたんですね。もちろんいい意味でね。歯科医院の先生目線で作られているから入れやすいとか、すごく楽だと感じる、と。

同じようなことをたいがいの先生に言われるんですね。院内ラボにいる間に、先生の意図に沿った技工物を作る能力が自然と身についていたということなんだと思います。
自分が入れたいと思う技工物を作る
− どんな技工物を提供されていますか?
僕らは歯科医の先生からお仕事をいただくんですけれども、やっぱりエンドユーザである患者さんのことを考えないといけないと思っています。

僕は、自分が患者さんだったときに、自分が入れたいと思うものを作る、というのをモットーにしています。これを入れるのが嫌か、嫌じゃないか。嫌なものを入れられて、納得する人はいないじゃないですか。

今の自分の最大限のパフォーマンスで作って、それで完成したものを自分で入れたいと思う、それが僕にとってのボーダーラインです。それを超えてないまま出してしまったらたぶん自分は納得できない。



こういうボーダーラインでずっと技工物を作ってきて、いま取引のある先生のところはリピーターが多いので、技工物を作るにも知った名前の患者さんばかりになりました。

そういう人がたくさんいらっしゃるので、患者さんに喜んでもらえているのかな、自分の技術はまだいけてるのかなって思いますね。
“最期の食事”を支えることもできるのが歯科技工士
− 今までの症例で思い出に残るエピソードなどはありますか?
色々な患者さんがいらっしゃって、僕の技工物で喜んでくださった方がたくさんいて、ものを作っていてよかったなあと思うことはたくさんあるんですけれど、その中でも特に心を打たれたのは末期がんの患者さんのケースです。

その患者さんは最期に自分の歯でモノを食べたいというご希望で歯を作ったんですよ。僕は偶然担当させてもらっただけなんですけれど、その事情を先生から聞いたので、当時の僕のレベルで最大限のものを作ったんです。

それがセットされて、後日患者さんのご家族から本人はすごく喜んでいました、最期においしくものを食べられましたとお伝えくださいと、そういう話が先生を介して僕にも伝わってきて。すごく感動しました。

患者さんの最期の食事を支えることができたというのが嬉しくて、歯科技工の仕事ってそういうことができるんだなあ、やっていてよかったなあと思いました。すごく励みになって、また頑張ろうという気持ちになりました。
歯科技工士としての誇り
− 歯科技工士のやりがいは?
僕は歯科技工っていう仕事は好きですね。やりきったことに対して自分で誇りを持てる仕事だと思っています。歯科医師の先生の言うことには従うしかない、みたいな意見もありますけれど、先生は治療のプロであって技工物を作るプロではない。

だから、僕たち歯科技工士は、技工物を作るプロとしての見解を先生にお伝えしないといけない。それがプロだと思いますし、そうすることで先生方も技工士を頼ってくれる。すごくやりがいがある仕事だと感じます。

先生からどんなふうに頼ってもらうか。たとえば、患者さんの口腔内を見せられてこの患者さんはデンチャーを入れたがらないんだけど、どうしてもデンチャーが必要な患者さんなんだ、とかいう話があったりします。



口腔内で違和感がないようにするにはどうしたらいいか、とか。そういう時は、たいていぱぱっと仮案をいくつか作らせてもらいます。仮歯を並べたり安いレジンで床を作ったりして、「この方法なら舌感や口腔内の違和感は少ないかもしれません」「この方法だとちょっと違和感あるかもしれません」というような感じでだいたい3通りくらいの案を出します。

そうすると、先生がこの3つのうちならとりあえずこれ、のような感じで決めてくるので、そうすると、ここを金属にしたらもっと薄くなりますよとか、こうすればもっと違和感がなくなりますよ、という提案をさらにしていきます。

そうするとだいたいは、患者さんにもすべて納得してもらって治療を進めていけるんです。そうしたら、先生もやっぱり、頼ってよかったとなりますよね。

本当はこの提案段階でお金を取らなきゃいけないのかもしれませんが、ここではまだ料金はいただいていません。でも、患者さんにしてみたら、いきなりデンチャーを作って合わないと思いながら入れてもらうよりは、こういう提案を聞いてもらう中でちょっとでも確実なものを入れてもらえるような方がいいと思うんです。
保険と保険外には材料の違いしかない
− 技工物を製作するにあたってのこだわりはありますか?
歯科技工士って、口腔内の臓器を、臓器っていう言い方は大げさですけれど、作らせてもらう仕事なわけです。だから、美味しく食べる時も、人と会って話す時の口元も、すべて担っているんですよね。そう考えると、やっぱり責任のある仕事なので、流れ作業で作ればいいわ、っていうふうには思えないんですよね。

僕は保険の技工物と保険外の技工物の違いって使える材料の違いだけだと思っているんです。保険外ではいい材料が使えるから自然とよいものができる、くらいの感覚です。

だから、保険外では自分のパフォーマンスを最大にするっていう技工士の気持ちがよく分からないんです。ほんまに一生懸命にお金貯めて、これでやっと治せるんやと思って来られる患者さんもいると思うんですよ。

一生懸命に働いても保険内のものにしか手が届かないって方もいると思うんです。そういう場合に、保険の技工物だからって変なもの作るの嫌じゃないですか。



プロとしてやる、お金をもらってやるならば自分のパフォーマンスはいつも最大に出してやらないと失礼になるし、お金をもらう価値もない。

自分のレベルが低かったら、絶えずレベルを上げる努力はしないといけないし、昨日の自分より今日の自分のレベルを上げていかなきゃいけない。自分の気持ちを向上心あるような形で持っていないとこの仕事は続かないと思うんですよ。向上心がないと、一人でやっていたら虚しくなるだけなんでね。
コルベン状でないデンチャーへのこだわり
− デンチャーへのこだわりもあるとか?
デンチャーの辺縁を丸くしていわゆるコルベン状にするのって、昔から良しとされていて学校でも習うくらい一般的なことなんですけれど、僕はなんでもかんでもコルベン状にするのって良くないと思っていて。

コルベン状にしないといけない場合もあるでしょうけれど、前歯が残っていて小臼歯から後ろを両方作るようなケースについてはコルベン状みたいなのはご法度だと思っているんですね。

僕は食塊がたまらないように、前からものが入って来た時に段差をなだらかにするように薄くして作ってコルベン状にはしません。舌感もよくないですし。そこは僕の作る技工物の特色の一つだし、僕がこだわっている部分です。

保険のデンチャーが潰れないように作りたいというのも僕のこだわりの一つです。患者さんの立場になってみると、また潰れたわ、また歯科医院行かなあかんわ、ってなるわけじゃないですか。

だから6ヶ月間は最低つぶれないような構造で作っています。患者さんの噛み方が分からない、咬合圧がどうかかるか分からない、そういう状況で作るわけですから絶対に保つとはいえないところはあるんですが、極力つぶれないようにと考えています。つぶれたら修理もしなきゃいけなくて患者さんも大変ですし、先生も大変ですから。
一人でなんでもできる技工士を育てたい
− 求人募集はされていますか?
今はまだ、僕一人でやってますけど、ゆくゆくは一緒に働いてくれる人を入れて仕事場を大きくしたいんです。自分の目の行き届く範囲で、自分の理論をもって自分の技術をもった技工士を育てたいんです。

だから、そんなに何十人も抱えるということでなくて5人くらいのイメージなんですが、一部分しかできない歯科技工士ではなく、矯正から何からオールマイティに何でもできる歯科技工士を一人ひとりちゃんと育てていきたいというのが僕の希望です。

一人でなんでもできるような技工士が、やっぱりどこへ行っても、海外へ行くにしても、通用すると思うんです。もちろん、めちゃくちゃ下手なやつが全部できるんじゃなくて、そこそこの人間が全部できたらどこの国へ行っても重宝されると思います。

ここしかできませんていうのでは、やっぱり嫌じゃないですか。卒業して何年もたった技工士なのに、その子が歯冠しかしてきてなかったら当然デンチャーできませんから。

もし入ってもらったら、とりあえず工程の全部をやってもらってどこまでできるのかを確認しますね。研磨で10年とか言いますけど、毎日明けても暮れても研磨しかしてなかったら、今、どの位置で何してるの、っていうことを把握できないと思うんです。

全部を作ることで自分の技工物への責任感も生まれることも期待しています。

分業制っていうのは世間では当たり前になっていますけれど、効率は悪くなってもやはり、いち技工士としては責任もってすべてを見られます、っていうことが必要だと思うんです。だからそういう、いち技工士として、求められる人間として、ちゃんとした技術を持つような指導をしていきたいと思っています。

徐々に仕事量が自分のキャパを超えつつあるので、人を入れていきたいと思っています。会社化して福利厚生をきちんとしていかないと今の御時世、人は入らないので、法人化や制度の整備も進めていきたいと思っています。
先生にプロとして助言できるのは歯科技工士だけ
− 過去に戻れるとしたらもう一度同じ道を歩みますか?
もう一度高校3年生に戻ったら、僕は第1希望の夢があったので、歯科技工士は選ばないかもしれないです。でも今この業界を選んだことに後悔はないです。第2希望で入った業界ですけれどそれなりに楽しくさせてもらえてますし、先生方が認めてくださってるのも感じるので。

それに、第1希望の夢に破れたら、やっぱり歯科技工士を選ぶと思うんです。医療従事者の中で、唯一プロとして先生に意見を言えて自律的に動ける立場だと思うんですね。

僕の浅い知識では、他の医療従事者にない魅力だと思っています。 その点、歯科技工士は先生に意見を言える上に、一人のプロとして動けるわけで、そこが他の医療職にはない魅力だと思っています。
堤Dentalは、補綴からデンチャーまでを一人でこなすオールラウンダー技工士として世間に認知されている。患者さまの一口腔内単位すべてを見ることができ、歯の今後の動き、補綴とデンチャーの兼ね合いをドクターと見定め的確な技工物制作することに定評がある。当ラボ代表堤氏はSJCDを卒業しており、臨床に強く、SJCDに所属する歯科医師の方に重宝される実力者である。
堤Dentalの基本情報
堤デンタルラボ|大阪府四條畷市
〒382-0097
大阪府四條畷市岡山東2-1-11 忍ケ丘ショッパーズビル2号館2階
<沿革>
2012年 堤Dental 開業
堤Dentalへのアクセス

技工物種類 対応可否
保険FMC
自費クラウン/ブリッジ
自費インレー・アンレー
CADCAM冠
チタン冠
インプラント(ストローマン)
インプラント(ノーベル)
インプラント(その他)
デンチャー(保険)
デンチャー(自費)
矯正
マウスピース矯正
マウスガード
自費TEK
ラミネートべニア

編集
求人項目概要
募集職種求人情報がありません。
給与/賞与求人情報がありません。
勤務時間求人情報がありません。
勤務地求人情報がありません。
休日求人情報がありません。
福利厚生求人情報がありません。
求人情報の
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