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一般的には、専門の歯科技工所か、歯科医院内に伴設される院内技工室のどちらかが主な選択肢となることが多いでしょう。
専門学校や養成機関から就職先を紹介されたり、先輩の経験から候補を挙げられることもありますが、どんなに良いコネクションがあったとしても、一体にしぼらず、自分の足で幾社か見学に行くことをおすすめします。
自分の目で見て現場の空気に触れることで初めて見えてくるものが必ずあるからです。 どのような部分に重点を置くかは人によって異なり、それがその人にとっての“働きやすい職場”を決めます。まずは、働く上で重視したい点をしっかり考えておきましょう。
まずは見学で重視すべきポイント
技工所には、それぞれ得意としている分野があり、自分がどんな技術を磨きたいのか、もしくは活かしたいのかによって就職先を絞ると良いでしょう。以下は、技工所の一例になります。
・自費専門の技工所
・保険メインの技工所
・両方を請け込む技工所
・大手で活気ある技工所
・個人でアットホームな技工所
・平均年齢が若い技工所
・ベテラン勢が揃っている技工所
・CAD/CAMなど、最新のデジタル機器が揃った技工所
・働き方に融通が利く技工所
・キャリアアップが可能な技工所
これら以外にも、さまざまな観点があるでしょうが、何を重視するかは、まず自身の優先順位を見極めることです。優先順位を初めに決めておくことで、本当に自分に合った技工所と出会えるチャンスがグッと上がります。
現場見学で気づくべき要素
実際に見学に行く上で「働きやすさ」を判断する基準の一つとして、「社員が生き生きと働いているかどうか」があげられます。アクティブに動いている社員がいる技工所は、水準がしっかりした働き方が確立している場所である可能性が高いです。無駄のない動きの中でも、あいさつや声がけがしっかりしていて、笑顔で対応できている環境は、仕事をやりやすい現場であることが多いでしょう。
給与面の考え方
歯科技工士の初任給は、多くの場合で20万円前後からスタートします。しかし、地道に努力を重ね、知識や技術を磨くことで、その販価に見合う給与にステップアップできる人も少なくありません。経験者の方であれば、これまでの経歴やスキルによって、お給料の引き上げ交渉も可能になるでしょう。
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