東京都町田市にラボを構えるケイデンタル。代表を務める近藤彰宏氏は、「自分の口の中に入れたくないものは、一切作らない」という考えのもと、納得の品質の技工物を提供している。どんなに不明瞭な印象でも長年の経験と知識でマージンを読み切り、上手くリカバリーしてくれる高い技術力がドクターから高い評判を受けている。

ケイデンタル|東京都町田市

東京都町田市にラボを構えるケイデンタル。代表を務める近藤彰宏氏は、板金屋・大工・鉄筋工・塗装屋などの職種を経て、歯科技工士になった変わり種の歯科技工士である。ケイデンタルは、”自分の口の中に入れたくないものは一切作らない”という単純明快な経営方針を掲げ、ドクターから安心して仕事を任せられるとの声が多い。また、近藤氏自身、セラミック技工の本場であるアメリカに単身渡米し、武者修行で積み上げられた豊富な技工知識と経験によって、チェアサイドで驚くほど再調整をする必要がないと歯科医師に言わしめるくらい高い適合性を実現している。

代表インタビュー ラボの基本情報 症例写真 求人情報

代表取締役
近藤 彰宏(こんどう あきひろ)

1994年 日本経済大学 経済学部 卒業
1997年 横浜歯科技術専門学校 卒業
1997年 株式会社ケイテックス 入社
1999年 デンテックインターナショナル ハワイ支社 入社
2003年 有限会社ケイデンタル 設立

「様々な職人経験を経て歯科技工士に転身。アメリカでの武者修行後に帰国。ドクターからの信頼の厚いセラミスト。」

板金、大工、鉄筋工、塗装の職人から、歯科技工の世界へ
― 近藤さんは、どのような経緯で技工士に?
子供のときに矯正治療をしに昭和医大に通っていて、待ち時間に院内ラボで遊んでいたんです(笑)ラボの中をうろうろしながら、歯を作っている歯科技工士さんを横目でチラチラ見てて。だからなんとなく歯科技工士っていう職業は、小さい頃から知っていて。でも自分の場合、そこから急に歯科技工士になったわけじゃなくて。 実は一度、4年制大学を卒業したんです。同級生と同じように就職活動をしてみたものの、大学のみんなが就職するような仕事になかなか興味が持てなくて・・・。それで一念発起して、職人になろうと思って。

あとは、板金屋、大工、鉄筋工、塗装…、などの職人と呼ばれる仕事は割と幅広く経験してみたんです(笑)だけど全部、屋外でやる仕事だったんですよね。それが嫌で、できることならば部屋の中でやる仕事がいいなぁと思って。幸い、親が専門学校の学費を出してくれることになったので、歯科技工士を選びました。 ― えぇ!?すごい経歴ですね(笑)板金屋、大工、鉄筋工、塗装までやったんですか。
もともとモノ作りは好きな方で、子供の頃にはプラモデルやラジコンもずいぶん作ったし、趣味が釣りだからルアーも自分で作るし。家族はそれを知っていたから、そういう職人的な仕事につけばいいじゃないの、ってずっと言ってくれていたんです。それが潜在的に頭の中に残っていたこともあって、最終的にはモノを作る仕事に行こうって、歯科技工士になることに決めて。そこからはもう、毎日がむしゃらに歯科技工と向き合う毎日が始まりました。
歯科技工士は、自分にとって天職!
― いざ技工士になってみたら順風満帆でしたか?
大学4年間は死ぬほど遊んでいたから、その分、真剣になれたんです(笑)大学生の時は、目が開いた時が朝、目をつぶった時が夜みたいな不真面目な日々を過ごしていて(笑)昨日は5時間寝たけど今日は12時間寝て、次の日は1時間しか寝なくて、別の日は完全に徹夜で遊ぶみたいな。そんな風に自由気ままに過ごしていたのに、急に毎日3時間睡眠で、残りの時間は全部、歯科技工の時間に捧げるという、それまでとは真逆の生活にシフトチェンジしたんです(笑) いやぁ、いざ始めてみると思っていた以上に、歯科技工は手ごわくて。自分は手先は器用な方だったから、だいたいのことはすぐに出来たんだけど、歯科技工はコツをつかむまで少し時間がかかったんです。毎日、「クッソー!!!」って思って取り組んでいたら、気付いたらアッという間に20年も経っちゃった感じです(笑)

でもこの20年間、毎日ずっと楽しいんですよね。そもそもモノを作ることが好きだから、「わぁー、こんなにすごい技工物ができちゃった!」という感激を毎日味わいつつ、先生からお金がもらえる。こんないい仕事はないですよね。まさに自分にとっては天職です(笑)
毎日、モノが完成する喜びを味わえるのが、技工の仕事の魅力
― 技工士の仕事の魅力って、どのようなところなのでしょうか?
自分は大工の経験があるから分かるんだけど、家の外はペンキ屋さんで、家の中は内装屋さんがやる仕事だから、大工は家のフレームしか作らないんです。だから大工って、外壁を塗って中をきれいにして、すべて完成した姿ってあんまり見たことないんです。あとは大工は、とにかく工期が長くて、だいたい数ヶ月から半年とかかる。 それに比べると、技工物って、朝からアタックすれば大きな仕事でも大半は2日くらいで完成するんです。だから完成する喜びを、ほぼ毎日味わえる。「やったー、スゴイ技工物ができたー」っていう喜びが毎日ある。しかも、患者さんにセットしたら患者さんがすごい喜んでくれて、先生もすごく良かったよって褒めてくれて、自分自身でも良い仕事が出来たんだなって実感できるでしょ。

そういう感動が毎日、繰り返して短期間に感じられることが、この仕事の魅力ですよね。あとは、噛めない人が、我々の仕事によって噛めるようになるし、食べられない人が食べられるようになる。社会や人に貢献できる仕事って、理屈なく、やり甲斐を感じられるじゃないですか(笑)
歯科技工とは、神様の代わりにカラダの一部を作る仕事
― 確かに、医療に携わる仕事って、やりがいがありますよね。
うん、歯科技工士って人間のパーツの一部を作っているわけですよ。元々は神様が作った人間のカラダのパーツを人工的に我々が作っている。それってすごいことだと思いませんか?(笑)生きるために絶対に必要なものを、神様の代わりに作る仕事なわけだから。だから、自分は歯科技工士という仕事を、とても誇りを持ってやっています。 ただ、その割には世間に評価されない仕事だなという思いも、正直あるんですよね。歯科技工士っていう職業は、世の中にあまり知られてなくて、歯医者さんが歯を作ると思っている人が多いでしょう?歯が入ると「先生ありがとうございます」って、患者さんは先生に御礼を言う。うちで取引をしている先生は、いやいやいや、これは技工士さんがやってくれた仕事なんですよねって、技工士の存在をすごくリスペクトして本当にありがたいと思います。
20年超の経験が“ 近藤マジック ”を作る
― 近藤さんの技工物は、ドクターからどのような評価の声が多いですか?
うちの技工物でよく褒めてもらうのは、コンタクトやバイトの調整が少ないことですかね。先生はチェアサイドで、ほとんど触らなくていい状態になっているから、先生たちは全員、セットがしやすくて助かると言ってもらっています。正直言うと、歯科医院で採った印象がダメなこともあるんですよね(笑)自分のラボでは、模型は全てマイクロスコープで確認しているから、模型の時点でダメかどうかは予測できてしまうんです。

マイクロで見なくても、対合歯を噛ませた時にばっちり噛んでいて、印象面もきれいで、パッと見もきれいだなっていう場合、だいたい問題ないんです。 でも、どこも噛むところがなかったりする時は、変形している可能性があるからこのケースは入らないかもしれないって、先生にすぐに伝えます。そうすれば、そのまま作って本当に入らなければ、先生も印象の変形が原因ですよ、ってすぐに納得してくれるし(笑)

いつもパーンと一発で入るのに、今回だけ入らないのはおかしい。もしかしたら、自分側のエラーかもしれない、って言ってきてくれる先生もいらっしゃいます。全然入らない、なんじゃこりゃーって激怒する先生も中にはいるけれど、自分は20年以上も、歯科技工一本で覚悟を持ってやってきています。
先生に絶対的に信頼してもらえる自信がある。
自分でトリミングして、フレームを作って、コンタクト調整して、模型にもぴったり入っているのに、チェアサイドでまるで別物のように入らないって時は、それ以外でいろいろな理由があるかな? 経験上そういうことが多い。たくさんの経験とは裏腹にたくさん失敗もしてきました。失敗があるからこそ、それだけの自信と経験になったんです(笑) 患者様によって最印象が取れないケースってありますよね?そう言う時は、マージンはだいたい出てるしここをこのくらい削っておけば入るだろうって予測して作るしかない。長年の経験で、セットする時にココがきついかもしれない、っていうのもある程度、予測できるから。その時はここを削ってくださいね、と先生に伝えます。

そうすると、最初どこかあたって入らなかったんだけど、言われたところをを削ったら入った!っていう感じになって、先生からは近藤マジックとか、神の目とか言ってくれるんだけど。これまで技工物に向き合った経験があるから、先生の期待に100%応えたいことはプロとしては当然だとは思っています。

例えばマージンが埋まっちゃっているケースとかで、きっとこの辺だろうなぁって作ってみたら、ぴったりだったよと言ってもらえたり。そういうのはもう「慣れとか経験の世界」ですかね。素人が見ても分からないけど、プロが見ると明らかだっていうことは、どこの世界にもあるでしょ?そういう感覚ですね。
大切なことは、どれだけ濃密な1年を過ごせるか
― 近藤さんは、歯科技工士としてどのように技術を磨いてきたのですか?
自分は早くセラミックをやりたかったから、実は、歯科技工士になってすぐにセラミック治療が経験できるアメリカに渡ったんです。アメリカには銀歯がなくて、奥歯でも何でもセラミックだから。

日本だとセラミックの仕事って花形だから、うまいナントカさんしか触らせてもらえない、とかがあって。お前ら下っ端は、まずは保険の前装冠でも作ってろ、みたいな世界だったんです。たとえセラミックに触れたとしても、ひたすらフレームばかり作らされて築盛まではなかなかやらせてもらえなかったり。 でもアメリカに行くと、人手が足りないから、お前でいいから早くやってくれ!ってなるんです。そんなこと急に言われても、こっちは、どうやっていいか分かんないのに、いきなり作らされて(笑)もちろん最初はひどいものしか出来なくて、いつも心の中で「ごめんなさい、ごめんなさい」って思いながら作っていました。

でも、短期間に濃密な経験ができたから、最初はごめんなさい、って思っていたけど、徐々に、ありがとうっていってもらえるようになって、自分の技術レベルがメキメキと上がっていくわけですよ。

そりゃ、そうですよね。日本で1日に2~3本くらいセラミックを焼いていれば十分多いところを、アメリカに行ったら一日に10~15本も焼いていたんだから。自分は大学に行ったから、他の技工士に比べて4年分遅れていて、なんとか4年くらい先輩の技工士に早く追いつきたいから、どうしたら同じ1年間にたくさん成長できるかをいつも考えていたんです。
泥臭い仕事を沢山しながら、愚直に腕を磨いてきた日々。
人は簡単な仕事をしがちですが、僕の先輩たちに困難な仕事をしていきなさいと常々言われてきたので、困難な仕事を選んできました。その結果、同じ時間に、人一倍多くの仕事を経験できたわけです。

ただ、もう一度、自分が高校3年に戻って歯科技工士になるかっていうと、ならないかもなぁ(笑)大学生の時にもっと頑張って勉強して、金融のディーラーとかトレーダーになってお金を稼いで、有り余る時間で好きなことをやりたいんです。趣味と物欲のために生きるのが夢なんですよね(笑) ― またまた、ご冗談を(笑)
でも、誤解して欲しくないんだけれども、自分は歯科技工は全然嫌いじゃないですよ。むしろ好き(笑)でもね、友達に、明日会える?って聞かれて、それは明日になってみないとわかんねぇ!って返事をしてきたから(笑)友人や知人と会う約束がこの20年間、ほぼ出来なかったんです。前もって、何月何日に約束!って言われたところで、歯科技工士は、その約束を守れる可能性は限りなく低くて。その約束を守るために前日と前々日に、猛烈に徹夜しなきゃいけないことになります。

そういう生活じゃなくて次は、マグロ釣りに行く?って誘われて、すぐに「行く行く!」って返事ができるような職業についてみたいんですよね(笑)
簡単な仕事より難しい仕事。混んでいるところではなく空いているところへ
― 近藤さんは、今の技工業界にどのようなことを感じていますか?
歯科技工は、決して余裕のある仕事じゃないけど、誰にでもできるもんじゃないと思っています。だから、繊細で高度な技工技術を身につけて、立派な歯を作れるようになれば、世界のどこでも活躍できる。つまり、生きていくための不安がないってことです。

同じことができる100人の中に、同じことをやるために入ったら、周りの100人が同じことができるわけですよね。それって、別にお前じゃなくていいから、って替えがいっぱいいる仕事でしょ。そうじゃなくて、替えがいない、あなたしか出来ないっていう仕事のほうがいいですよね(笑) だから自分は、歯科技工士として確実に生きていきたいのであれば、デジタル技工だけの技工士にはならず、アナログな技工もできるようになっているといいって思います。デジタルに行くというのは誰でも出来る方向に行くことだから。デジタル技工ではカバーできない、自分の能力や技術だからできるところを身につけたら、一生安心して生きていけるでしょう?でも、これからの技工はデジタルだと僕は思っています。

もちろん、世の中は変わっていくから、これから先の時代は自分の言ってることが当てはまらないかもしれない。そんな技術を覚えたってしょうがねえよっていう時が来るのかもしれないけど、今まで20年間、がむしゃらに技工をやってきた感覚的には、一度、高度な歯科技工技術を身につければ、自分を守れる、家族を守れるっていうのが歯科技工士という仕事の魅力だと思います。 これから技工士になる若い人たちには、上手になることにもっと一生懸命になれよって思います。大手ラボに行ってCAD/CAM冠だけ作ったり、技工物を作る流れ作業の一部分だけ担ったりするのではなく、きちんとした技工技術を身につけるべきだと思う。

ただね。残念ながら、みんながみんなそうはなれないのも事実です。技工士が10人いたら10人ともセンスが違うからね。抜群にうまい技工士もいれば、お前はもう歯を作らないほうが良いよ、っていうレベルの技工士もいるんです。手先の器用さがある人間だけが、技工業界に来るわけじゃないですからね。
あえて困難な道を選ぶことの意味。
― 今の若い人は、どのように自分の技術を身につけていけば良いのでしょうか?
一つ言えるのは、人がうじゃうじゃいるところじゃなくて、空いてるところにいくこと。だから簡単なのと難しいのがある時には、難しい方をやった方がいい。誰もがラクしたくて簡単なのを選ぶから、簡単な方は混んでるんですよ。でも面倒くさい、難しい方へいけば、そっちは空いてるし、簡単なことは難しいことの中に入ってるんだから両方覚えられるじゃないですか(笑)誰もいなくて面倒くさい方選んでおけば、早くうまくなれるし早く上にいける。 あとは、とにかく勇気をもって一歩を踏み出すことですよね。よく、今は開業に向けて技工の技術を身につけていますって言って、なかなか開業しない人がいるんです。すぐにやらない人は結局、ビビってやってないだけなんですよね(笑)みんな、現状を維持したいという気持ちが強く働いて、リスクのあることをやらないように、言い訳をしながら逃げちゃうんです。新しいことをするのはリスクがあるから。

でも勝ちたいやつはそこ飛び出さないと。おっかないけど行った!みたいな。すると、一度飛び出してみたら、あれができたんだからこれもできるだろ、みたいな自信が自分の中に生まれてくるんですよね。 だから自分も、「この道を行けばどうなるかと危ぶむなかれ、この一歩が道となり、この一歩が道となる。」という意識でやってきました。この一歩が出なかったら先には行けないから、もちろん怖いんだけど一歩踏み出してみたんです。

昔やっていたサーフィンの経験も生きてるのかもしれないですね。海の上って結構怖いけど、いざ沖に行ったら意外とシーンとしているんです。ビビって出られなかったら波にさえ乗れないけど、勇気を出して沖まで行ってみたら案外行けた、みたいなとこがあるんです。歯科技工士の人生も同じで、勇気を出して一歩前に足を踏み出したら、そんな感じになると思います。 偉そうなこと沢山話しちゃったね(笑)でも本当に歯科技工士の仕事って楽しいから、若い人に何か少しでも伝わっていたら嬉しいですね。もし、自分の将来に悩んでたり、ウチのラボで働くことに興味があるならば、ぜひ遠慮せずに連絡してきてください。自分で言うのもなんだけど、結構イイ人だと思うよ(笑)

どうもありがとうございました。
編集後記/大久保
近藤さんは、板金、大工、鉄筋工、塗装の職人から、歯科技工の世界に転身した異色の歯科技工士だ。インタビュー中に出た言葉の端々から、近藤さんが覚悟と責任をもって歯科技工という職業と向き合っていることが分かる。あえて困難な道を選ぶというスタンスも、アメリカに武者修行に渡った行動派の近藤さんらしい逸話だ。きちんと歯科技工士とコミュニケーションをしたいドクターや、手本となる先輩技工士の下で確実な技術を磨きたい若手歯科技工士にとって魅力的なラボだ。

東京都町田市にラボを構えるケイデンタル。代表を務める近藤彰宏氏は、板金屋・大工・鉄筋工・塗装屋などの職種を経て、歯科技工士になった変わり種の歯科技工士である。ケイデンタルは、”自分の口の中に入れたくないものは一切作らない”という単純明快な経営方針を掲げ、ドクターから安心して仕事を任せられるとの声が多い。また、近藤氏自身、セラミック技工の本場であるアメリカに単身渡米し、武者修行で積み上げられた豊富な技工知識と経験によって、チェアサイドで驚くほど再調整をする必要がないと歯科医師に言わしめるくらい高い適合性を実現している。
有限会社ケイデンタルの基本情報
ケイデンタル|東京都町田市
194-0003
東京都町田市小川1608すずかけ台ビル205号

<沿革>
2003年 有限会社ケイデンタル 設立
有限会社ケイデンタルへのアクセス

技工物種類 対応可否
保険FMC
自費クラウン/ブリッジ
自費インレー・アンレー
CADCAM冠
チタン冠
インプラント(ストローマン)
インプラント(ノーベル)
インプラント(その他)
デンチャー(保険)
デンチャー(自費)
矯正
マウスピース矯正
マウスガード
自費TEK
ラミネートべニア

編集
求人項目概要
募集職種求人情報がありません。
給与/賞与求人情報がありません。
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勤務地求人情報がありません。
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福利厚生求人情報がありません。
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