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専務取締役
倉繁 竜士(くらしげ りょうじ)
2009年 地元の金融機関に入行2017年 倉繁歯科技工所 入社 取締役に就任
高品質な技工物を効率よく提供するために
− 倉繁さんは技工業界にどのような想いを?私はもともと金融の世界で働いていたのですが、いざ家業を継いで歯科技工所の経営に携わってみると様々な課題が見えてきました。今は自分なりに試行錯誤しながら、従来の歯科技工の素晴らしさを残しつつ、これらの時代に合った新しい方法で解決したいと思っています。

− 具体的にはどのような取り組みを?
歯科技工業界は、他の業界に比べて利益率や生産性が低いんですよね。その結果、歯科技工士の長時間労働につながり業界全体として疲弊してしまっています。ですので、まず初めにやるべきことは高い技工品質を維持しつつ、いかに効率的に歯科医院に技工物を提供するかを考えなければなりません。

我々の技工所では、デジタル機器による機械加工を積極的に取り入れており、技工物の品質のばらつきを減らしながら、常に高品質な技工物を作り続ける方法を追求しています。

例えば、この大きなデジタル機器は金属積層造型機なのですが、国内にまだ2台しか導入されていないんです。この金属3Dプリンターを使えば、エラーなく高精度に、しかも高い強度と延性や疲労強度をもった技工物が作れるので患者様の使用感がかなり向上します。しかも歯科技工士の労力も材料費なんかもかなり軽減されるんです。

隣にあるこの機械は、日本国内で初めて導入された金属の自動研摩機です。デンチャー製作の一連の工程の中でも金属研磨の工程が最も時間がかかるのですが、この機械を使えばデンチャー技工の生産性が飛躍的に向上させることができるんです。

しかも金属研摩という作業は、粉塵が舞って歯科技工士の健康に悪影響があるんです。でも、この機械を導入すれば仕事を効率化できる上に、働くスタッフの健康面にもメリットがあり、まさに一石二鳥なんですよね。しかもスタッフは金属の研磨の時間を他の作業に充てるなり、その分早く帰宅することができますから、一石三鳥ですね(笑)

この機械は、日本ではウチが初めて導入したのですが、実は海外では標準的に使われているんです。これからは世界で広がる新しい技術に積極的に目を向けて、常に新しいチャレンジをしなければいけないと思っています。

高い技術力で他業界にも進出
実は他にも新たなチャレンジをしています。日本の歯科技工士が長年培ってきた技術ってとてもハイレベルなんです。その技術を生かして他業界の金属加工分野に進出することができないかと考えています。他業界の付加価値の高い金属加工業務に役に立てると思うんです。
世の中の3Dプリンター技術が進んで金属造形機の需要が広がれば、誰かが金属を研摩しなければなりません。その世間の新しいニーズに対して歯科技工士が活躍できると考えています。歯科技工所がビジネスとして生き残っていくためにも、従来の歯科技工を頑張りつつ、失敗を恐れずに新たなチャレンジをしなければいけないと思うんです。

− それは、かなり新しい取り組みですね!
これまで宝飾や義肢などを製作している歯科技工所はあったのですが、本格的な製造業に対しても、技術力の高い歯科技工所であれば金属加工の技術が生かせるはずです。

金属加工は形が複雑だったり硬い材質が使われたりすると加工が難しいんですよね。でもウチのように最新のデジタル機器を導入して高い技術力を持つ歯科技工士がいれば、きちんとそれに対応できるんです。

当初は、この新しいチャレンジを開始するまで少し時間はかかりましたが今では少しずつ形になり始めました。やはり歯科技工士の技術には、まだまだ世の中で活躍できる伸びしろがあるのだと感じています。

これからも引き続き歯科技工業界以外にも貢献したいと思っているので、ぜひ同じ想いを持った仲間の輪を広げていって力を合わせて歯科技工士の活躍の場を広げていきたいと思っています。

あとは最近は海外への事業展開にも力を入れているので、これからは日本国内だけでなく海外のニーズにも目を向けながら、日本の歯科技工士の活躍の場を広げる活動もしていきたいです。

ぜひ見学にお越し下さい!
− 倉繁さんのラボに興味を持った方に一言頂けますか?先ほどもお伝えした通り、歯科業界を変えていきたいという熱い想いを持った歯科技工所の経営者や歯科技工士、歯科医師と親交を深め、歯科の業界の未来を明るくしていきたいと思っています。ですので、一緒に何か取り組みたいという方がいれば、ぜひご連絡を頂けると嬉しいです。

あと、もしウチで働きたいという方がいらっしゃれば遠慮なくお気軽にお問い合わせください。ウチのラボはデジタル技工にも積極的に取り組んでおり、歯科技工の業務をできる限りデジタル化することを目指しています。

もちろん大都会の喧騒の中で働くのもいいですが、倉吉には豊かな自然があり自分のリズムで生活ができ、生活する場所・働く場所として魅力があります。

ウチの働き方は、流れ作業を淡々とこなすというスタイルではありません。高い技工品質を追求しているので、各ドクターが求めるリクエストやご要望に合わせて作り分けています。自費の技工物の仕事もありますし、優しく技術を教えてくれるベテラン歯科技工士もいるので若手の方でも安心して働くことができると思います。

− たしかに若手の技工士さんも多いですよね。
そうなんです。今は20代と30代が半分くらいを占めているんですよね。最近は東京とか神奈川とか神戸などの大きな都市にある技工学校に通っていた学生さんからの問い合わせが増えています。

卒業してすぐの若い頃は、流れ作業で歯車のように働くのではなく、しっかり腰を据えて基本的な技術を身につける時期なので、そういう意味で興味をもってもらえているようです。

今後も生産性などを追求しながら、歯科技工士が働きやすい環境を構築していきたいと思っています。まずは当面の目標として、せっかく歯科技工士の国家資格を取得したのですから地方で働く公務員以上に給料がもらえる環境を作りたいと思っています。我々の歯科技工所では様々な年代の歯科技工士が活躍していますので、もし興味があれば、ぜひ一度見学にお越しください。

鳥取県倉吉市にある倉繁歯科技工所は倉繁光信氏が代表を務め約20名の歯科技工士が在籍。現在は息子の竜士氏も経営に参画。見た目偏重の風潮に流されることなく、歯科技工士は芸術家ではなく臨床家であるという矜持を持って日々歯科技工と向き合う。
倉繁歯科技工所の基本情報

倉繁歯科技工所|鳥取県倉吉市
〒682-0034
<沿革>
〒682-0034
鳥取県倉吉市大原632-16
<沿革>
1989年 (有)倉繁歯科技工所 設立



倉繁歯科技工所へのアクセス
技工物種類 | 対応可否 |
---|---|
保険FMC | - |
自費クラウン/ブリッジ | - |
自費インレー・アンレー | - |
CADCAM冠 | - |
チタン冠 | - |
インプラント(ストローマン) | - |
インプラント(ノーベル) | - |
インプラント(その他) | - |
デンチャー(保険) | ◯ |
デンチャー(自費) | ◯ |
矯正 | - |
マウスピース矯正 | - |
マウスガード | - |
自費TEK | - |
ラミネートべニア | - |
求人項目 | 概要 |
---|---|
募集職種 | 求人情報がありません。 |
給与/賞与 | 求人情報がありません。 |
勤務時間 | 求人情報がありません。 |
勤務地 | 求人情報がありません。 |
休日 | 求人情報がありません。 |
福利厚生 | 求人情報がありません。 |
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