義歯技工に関わるあらゆる最新技工技術(保険補綴から自費補綴(金属床、ミリングワーク、コーヌス、PFM(MB)、インプラント、矯正、レーザー溶接)に精通。緻密な技工理論に裏打ちされた義歯の技工技術と圧倒的な品質・精度の高さは、多くのドクターをうならせる。

UNICON|東京都台東区

東京都台東区にラボを構える義歯専門の歯科技工所、UNICON(ユニコン)。代表の日高洋幸氏は、歯科技工士として大型ラボ(義歯部門)、歯科医院院内ラボ、個人ラボに勤務後、歯科関連メーカーに転職した後に、歯科技工所を開業した異色の歯科技工士である。東京医科歯科大学では非常勤講師も務めており、名実ともに、義歯の技工業界を代表する歯科技工士の一人である。義歯の技工に関わる高度な技工技術(保険補綴から自費補綴(金属床、ミリングワーク、コーヌス、PFM(MB)、インプラント、矯正、レーザー溶接)を有するだけでなく、メーカーでの営業経験から材料、機器、最新技術についても幅広く理解している、マルチな技工士としても知られる。

代表インタビュー ラボの基本情報 取扱技工物 求人情報

代表取締役
日高 洋幸(ひだか ひろゆき)

1996年 大阪歯科大学附属歯科技工士専門学校 卒業
1996年 株式会社六甲歯研 勤務
2002年 歯科外資メーカー 勤務
2015年 UNICON 開設

マイクロスコープを使って最終チェックを行う、超のつく完璧主義者。調整なしで患者の口に入ることへの絶対的なこだわりと、義歯に関する全ての技工を任せられる高い技工技術を持つ敏腕技工士

デンチャー関連技工を一手に引き受ける技術力
― ユニコンさんのラボとして強みは何ですか?
義歯のことならすべて相談できるという「圧倒的な技術力」ですね。たとえば、最近、コーヌスという技術が非常に見直されてきているのですが、昔の技術なので出来るラボが少ないんですね。UNICONではそうした古い技術もしっかり継承してきています。一方で、インプラントやノンクラスプのような、審美を意識した最新の技術もカバーしていますので、技術力は間違いなく、国内でトップクラスだと思います。 もう一つの強みとしては、デンチャーが入る支台や、デンチャーがらみの歯冠修復も同時に受けられることですね。維持装置がかかるところの歯も、うちでは一緒に作れるんです。義歯は義歯だけ、クラウンはクラウンだけと言うように、特定の技工物に特化していく傾向がある中で、義歯が入る場合には全ての技工をUNICONに任せられるというのが、うちのラボの強みかなと思います。 ― 義歯にまつわる全ての技工を任せられるメリットとは?
欠損の部分にかかる力とか、負担を強いられる歯にかかる力を全部考えた上で、こういう設計がいいんじゃないですかという提案を先生にできるんですね。残存歯に負担がかかりづらいようにするとか、前から見た時にクラスプが見えづらいようにするとか、半年後、一年後に、この残存歯がダメになっちゃう可能性が大きいからダメになったときのために設計を変更、追加できるような「未来も考慮に入れた設計」にしようとか、先生が最高の治療を行うために必要なコミュニケーションができます。そこまでドクター目線で話せるラボって、実はほとんどないんです。 ― 確かにそういった設計から話ができるラボって、あまりなさそうですね。
そうですね。本来は義歯の設計って先生のお仕事なんですが、そこに自信を持ってできる先生が少なくなっていると感じています。大学での技工関連の実習が今は全然なくなっていることに加えて、現在は歯科医師の診療内容も専門的になり、それぞれがより深い内容になっていっていまいますので、補綴を勉強する機会自体が少なくなってしまっているんですよね。先生にも機会やご経験が少なくて設計から技工所に任せざるを得ない状況があったりします。この歯とこの歯を補綴し直すことが必要とか、どんな材料を使ったらいいか、どの手順で進めたらいいかな、ゼロからの相談になることも多いですね。
調整なしで入る義歯を作る
義歯屋として一番嬉しい評価としては、患者さんのお口に入れる時に「何も調整せずに入ったよ」と言っていただけることですね(笑)入れた後にはもちろん微細な調整があるわけですが、入れる時に何も調整せずに入るというのは、うちの一番の魅力だと思います。 ― 義歯で調整なしって、あまり聞かないですね。
そうなんですよ。普通、作った義歯は模型には入らない。でもうちの場合には、模型に義歯がパチっと入るんです。これは義歯屋からすると、当たり前ではないことなんです。当然、患者さんのお口にも調整なしに入ります。 「義歯をセットするとき、義歯を患者の口に入れる前に、まず入れるための作業が必要だ」と先生からよくお聞きします。色々調整してようやく入って、そこから更に高いとか低いとか、当たっているとか痛いとかの調整に入れるというのが大半のケースということです。そうすると、どうしてもチェアタイムが長くなってしまうんです。でも、義歯が口に入る入らないでつまずくのはナンセンスだと思うんですね。義歯が入ったところをスタートにしたい。 うちは他のラボよりも少しだけ高い価格設定になっています。でも、先生のチェアタイムが大幅に短くなると考えると、実は歯科医院にとってはかなりお得なんです。歯科医院の売上にも間違いなく貢献できますし、先生にとても満足して頂いているので有難いことに技工料が高いと言われたことはほとんどないんです。
義歯専門の技工士を志したきっかけは祖父
― 日高さんが義歯専門になったきっかけは?
私はもともと義歯をやろうと思って技工士になったので、最初の就職先は大手ラボの義歯課に入ったんです。そうしたら、義歯は義歯だけ勉強していても作れないということにすぐに気づきました(笑)なのでその後、保険も自費も義歯や歯冠修復、矯正、インプラントも全て扱わせていただける院内ラボに就職しました。 若い頃は、がむしゃらに技工をやり続けたので、自分のほしい技術がどんどん身につきましたね。しかも、そこの歯科医院はドイツにもよく行っていた医院長だったので、日本の専門書だけでなく、ドイツの専門書等もあって。また、そこで得た知識を実際にやらせていただける環境でしたし、当時は他にはなかなかないような機械も入っていたりと、今から考えるとかなり恵まれていたなと思います。

でも、労働時間としてはとても厳しくて、寝る暇も休む暇もなく技工をやり続けていました。3ヶ月間、土日休みなしで延々と朝まで働き続けていたら、ある日突然、先輩がドーンと目の前で倒れるのを目にしたこともあります(笑)今では、そんな働き方は絶対に許されませんよね(笑) ― ちなみに技工の中でも、義歯をやりたいと思ったのは?
義歯を作りたいと思ったきっかけは祖父の存在ですね。ありきたりな話ですけれども、入れ歯をいっぱい持っていて、どれも合わなくて、いつも自分で自分の義歯をヤスリで削って入れているのをいつも目にしていて、どうしてそういうことが起こるんだろう、と。自分がそういうことをちゃんとできるようになればいいなと漠然と考え始めて、自分は義歯を極めようと決めました。今ほどではないですけれど、当時でも義歯を目指すというのは珍しかったですよ。 ― おじいちゃんがきっかけだったのですね。
はい。祖父に義歯を作ってあげるというのが自分にとって最初のゴールだったんです。でもそこから完全に、どっぷり義歯にはまってしまいました(笑)祖父は一度も作り直すことなく、自分で削ることなく、死ぬまでずっと僕の義歯を使い続けてくれましたね。その時も調整せずに入って、祖父は本当に喜んでくれました。それだけ喜んでもらえるということを目の前で見たので本当に印象的でしたね。総義歯だったんですけれども、しっかり食べられるようになって。
一流の仕事で目を養ったメーカー勤務時代
― 日高さんはメーカーでも働いていたと聞いたのですが?
そうなんです。開業しようと思っていた27歳頃、講習会に通っていたドイツのメーカーからうちで働かないかと誘って頂きまして。開業準備も進んでいる頃だったので迷ったんですが、そのメーカーが義歯の技術と、材料や機械で世界トップシェアだったんですね。色々なことを勉強できる機会がありそうだし、世界で金賞を受賞していた小野寺さんという有名な技工士さんもその会社にいたんです。その人のもとで勉強できるし、最先端の技術や機械も使えるし、いい機会だと思って入社したんです。 営業職としての入社でしたが、会社が持っている研修センターで技工士やドクターに技術や材料を紹介することも仕事でした。週末は研修、平日は営業という形でやっていましたので、技工から離れることはなく生活ができました。私がラッキーだったのは、そこで日本中のトップレベルの技工士さん達と出会えたことですね。実際、暇さえあればラボに出入りさせていただき色々と見学させてもらっていました。営業職でしたから時間はかなりの自由が効いたんです。もちろん営業成績も作った上でですが(笑) ― メーカーの営業も経験されているからこその強みもありますか?
間違いなくあります(笑)メーカーの営業職の中には技工について勉強した人はいると思います。ただ、その経験をもとに、歯科技工士として仕事をやっているのは、日本の中ではほとんどいないと思います。トップレベルのラボに入り浸ることによって、とにかく自分の目が養われたと思います。一流のものばかり見ていたら、そうでないものに違和感をすごく持つわけです。だから、技工物の最終チェックは必ず私がしています。
最終チェックはマイクロスコープで徹底的に
技工物の最終チェックは、全て日高さんがされているのですね。
はい、全部やっています。そして最終チェックはマイクロスコープを使うんですよ。マイクロを使わなくてもだいたい分かるんですが、全体を俯瞰して、違和感を持ったところだけをマイクロで確認します。そうすると、やっぱりおかしいところがある。それで、「ほら、ここをマイクロで見てごらん」と担当技工士に見せて再調整させています。 クラウンの場合は、一流の技工士はみんなマイクロで確認していますよね。でも、デンチャーをマイクロで見る人はいないんです。営業時代に、クラウンの一流の人もたくさん見てきたので、そちらが私にとっての当たり前になったということです。 でも、チェックが細かくてスタッフは苦労していると思いますね(笑)でも、これでいいや、という状態で出すことは絶対にできません。そういう高い品質の技工物を作り続けていくことで、会社の評価が上がっていくと思うんです。会社の評価は私ではなく、みんなに対する評価、みんなの出している結果だという話をよくスタッフにしています。 我々にとっては、たくさん作っているうちの一つかもしれないけれども、患者さんにとってはこれが唯一オンリーワンのものだということを理解してほしいと。だからウチの技工士にやり直しをさせること自体は、全然スタッフに悪いと思わないんですね。ダメな理由を説明することなしにやり直しをさせることもありませんから。 価格が高いんでしょ、と言われることはもちろんあります。チェアタイムがこれだけ少なくなるからトータルでは歯科医院にとって経済的なメリットがあるとお話しすると、ご理解いただけるところがほとんどです。ご理解いただけるところは大きく3パターンです。 1つが、代診の先生がたくさんいらっしゃるような大きな歯科医院ですね。色々な先生が出入りされる中で、先生のご経験や技術に関係なく義歯がきちんと入っていくので、チェアタイムの短縮というのが非常に見えやすい。もう1つが、訪問診療をしている歯科医院。訪問診療は印象も診断も難しく、限られた条件の中でベターなものを作っていく必要があります。そういったものもユニコンの得意分野になります。最後の一つは自費診療専門の歯科医院です。細かい部分の対応が非常にやりやすいと言っていただけています。うちの今の取引先の歯科医院は、義歯をやっていないトップクラスの技工士さんに紹介してもらったところが多いんですよ。同業者の皆さんが信頼してくださっているということが、義歯屋としては本当にうれしいです。
引き出しとしてうちのラボを使ってほしい
― どういったドクターと一緒に仕事がしたいですか?
患者さんのことを考えて治療を進めている先生に、うちの義歯を使っていただきたいですね。特に保険の義歯というのはやれる範囲が決まっているので、こうやったら良くなる、と患者さんのことを思って説明ができる先生がいいですね。 実際、義歯に対するトラウマを抱えている患者さんて本当に多いんです。入らない、痛い、合わない。それで半年ごとに入れ歯を作り直しているという風に。その中で、先生もそういうトラウマの相手をずっとしているものですから、とても大変です。保険だからねって、なってしまう先生がいるのもうなづけます。でも保険だって、患者さんの話を聞いて、ちゃんと設計してあげれば、患者さんが満足するものが作れます。そうすれば更に美味しいものを食べたい、良い義歯を作りたいと自費に繋がることが多いです。そのための引き出しとして、うちを使ってほしいなと思います。 もちろん遠距離ですと立会いは難しくなりますが、関東圏内でしたら足を運ぶこともあります。もし立会いができない場合でも、電話やメールのやりとりで十分カバーできています。
技工業界の企業化を目指して
私は義歯を作る人が目に見えて減る中で、このまま大好きな義歯が衰退するのはいてもたってもいられず、義歯の作り手を育てたいという思いだけで開業しました。開業して、会社を運営する中で感じていることは、技工業界には企業化が必要だということです。製造業として、常に同じ品質の技工物を安定して継続的に生産できるようにならないといけない。それが「企業」だと思うんですね。 これは自分がメーカーに勤めた経験があるから考えるようになったことかもしれません。技工業界では、担当者がやめたらクオリティが揃わなくなった、従業員数が増えたら品質が下がった、というのはよく聞く話ですが、それではいけない。それでは「企業」ではない。極端な話、自分が明日死んでも同じものが出来るような、そういう状態を作らなければならないと思っています。 臨床経験の問題で、先生との話はどうしても私が担っていますけれども、製造物に関しては日高がチェックしなくてもちゃんとしたクオリティのものが出ていくような「企業」にしたいですね。

どうもありがとうございました。
編集後記/高崎
日高さんを一言で表現すると、義歯を極めたトップランナー。マイクロスコープでの徹底した最終チェックや、チェアタイムゼロで、患者様の口に入る義歯を作る技術力。義歯専門の歯科技工士として、日本有数の実力を持っているのと同時に、「企業」として安定した品質を提供するという、経営者としての視点にも感銘を受けた。だからこそ、多くのドクター、そして患者様から信頼されているのだなと感じた。

UNICON|東京都台東区
〒110-0016 東京都台東区台東1-24-10 市村第2ビル 3F
<沿革>
2015年 UNICON 設立
アクセス

技工物種類 対応可否
保険FMC
自費クラウン/ブリッジ
自費インレー・アンレー
CADCAM冠
チタン冠
インプラント(ストローマン)
インプラント(ノーベル)
インプラント(その他)
デンチャー(保険)
デンチャー(自費)
矯正
マウスピース矯正
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自費TEK
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