歯科医院が使える補助金
こんにちは! 技工士ドットコム編集部です。
近年、歯科医院の経営がデジタルによって変わりつつあります。
近いうちに保険適用されると言われている口腔内スキャナーであったり、より精度の高い診療を目指すためにマイクロスコープであったり、歯科医院の診療を助ける機器が開発されて勢いそのままに精度が上がってます。
より良い治療をするために導入を考えている先生方も多いはずです。
そこで一番ネックになってくるのが、それらの機器の料金だと思います。
多くの先生方は考えると思います。
「近くの歯科医院は大量にデジタル機器を導入している。どこにそんなお金があるのだろう?」と
実は多くの先生は「ものづくり補助金」を使用することで導入費の一部を捻出しています。
そもそも「ものづくり補助金」とは
経済産業省が所管とする国から支給される補助金です。
「補助金」ですから返還する必要がありませんので機器等の取得にこの補助金を活用すると、資金負担は大きく軽減されます。
但し注意していただきたいのは、
医療法人は対象外となっております。
対象となる機器の一例
口腔内スキャナー
CAD/CAM装置(セレックなど)
CT
マイクロスコープ
レーザー治療機
補助率と補助額
一般型 |
|
補助上限額 |
1,000万円(補助率最大2/3) |
審査のポイントと手続方法
・最新技術の導入により、新たに患者さんの利便に資するもの
・働き方改革など国の方針に添うもの
・新規性を有するものであり、実現可能性を有するもの
・「医療と介護の融合」などといったテーマ性をもつもの
上記のようなポイントについて審査員を納得させるものであることが必要です。
手続きの方法
各年度の公募の締切日までに申請書を提出し、選定された場合は「交付申請書」を提出し、補助金の交付を受けます。
実際の使用例
概要 |
個人経営の歯科医院でCAD/CAM機器の導入 |
内容 |
CAD/CAMを導入して、外注費の削減と院内で切削できることによることで生産プロセスの改善 |
補助金額 |
約1000万円 |
採択率としては
令和元年度補正(5次公募)の採択結果 2021年3月31日 で43.9%
令和元年度補正(6次公募)の採択結果 2021年6月29日で47.4%
令和元年度補正(7次公募)の採択結果 2021年9月27日で50.3%
令和元年度補正(8次公募)の採択結果 2022年1月12日で59.7%
と毎回50%前後の採択率となっております。
※ものづくり補助金の過去の採択結果|中小企業庁リンク引用
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