トリオス4が日本で販売されてから、約1年半以上経ち、ついに3shape社から最新のトリオス5が海外で販売を開始しました。今回のトリオス5は、トリオス4に比べて大幅に改良され、その改善点は50項目以上にも及びます。開発に4年間をかけた新しいワイヤレススキャナーや、前の機種にはなかった完全に新しいエンジンを搭載するなど、製品の新機能にも注目が集まっています。
今回は、そんな大注目のトリオス5の特徴や改善点を紹介したいと思います。
※この記事はIDD(Insutitute of Digital Dentistry)の記事を加筆修正したものです。
最新の口腔内スキャナーの「定価」「割引後の価格」「年間ライセンス料」などをまとめた資料をプレゼントしています!技工士ドットコムの独自調査による資料で、ここでしか手にすることのできない情報です。ページの下にあるフォームから無料で申請できます。
トリオス5の販売価格
トリオス5の海外での販売価格は$26,000。日本円で約¥3,760,000になります。(2022/9現在)
トリオス5の特徴・改善点
30%軽量化・20%コンパクトに!
左から、トリオス5,4,3
前機種のトリオス4より、30%軽量で、20%サイズがコンパクトな作りになり、より使いやすくなりました。
TRIOS 4 の重さ(バッテリー付き) = 375 grams
TRIOS 5 の重さ(バッテリー付き) = 299 grams
競合他社とのサイズ比較
新しくScanAssist(スキャンアシスト)機能が搭載
トリオス5には、新しくScanAssist(スキャンアシスト)機能が搭載されています。この機能は、トリオス3と4には搭載されていない最新機能で、スキャンの処理をより簡単に効率よく行ってくれます。特に歯の繋ぎ目で起きるエラーを大幅に減らしてくれるので、スキャナー初心者の方には、心強い機能と言えるでしょう。
バッテリーの改良
トリオス5の付属品
トリオス5では、バッテリーが改良され、1つのバッテリーで1日の診療を終えることができるように。3Shape社はによると、最大で33人の患者、または最長66分使用し続けることが可能とのことです。またトリオス5には、3つのバッテリーが付属しているので、途中で充電が切れる心配もなくなりそうです。
また、充電時間を短縮。60分の充電で80%、2時間以内に100%の充電を完了させられるように。
さらに、スリープモードが新たに加わり、スキャナーを使用していないときにスリープモードにすると、最長7日間バッテリーがもちます。
スキャナーの温度調整が不要に!
スキャナーの温度調整が不要となりました。前モデルではスキャンをした後、スキャナーの温度が熱くなってしまい、「次の診察までにスキャナーの熱を下げないといけない」というを心配しないといけませんでしたが、最新の機種では、その心配が不要になり、より円滑な診療を実現。
日本での販売予定は?
日本での販売日はまだ未定ですが、トリオス4が日本で既に販売されているので、順々に日本国内での販売も期待できるのではないでしょうか?
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は、盛りだくさんの特徴のうちの一部をご紹介いたしました。
今後、日本での販売が楽しみですね。
【2023年最新版】各社の口腔内スキャナー値引き後の価格リスト を無料プレゼント
技工士ドットコムLINE公式アカウント(@giko4com)を すると、口腔内スキャナー値引き後の価格リストを無料プレゼント!
技工士ドットコムの独自調査により集めた、ここでしか手にすることのできない情報です!
このような方におすすめです。
各社の口腔内スキャナーの価格を一覧で見たい
定価ではなく、値引き後の価格が知りたい
できるだけお得に口腔内スキャナーを買いたい