明星大学(東京都日野市)と神奈川県のQLデンタルメーカー(社長:石原孝樹)は、AI技術を歯科医療に活用した共同研究を開始することを発表した。従来、歯の治療時に作成される人工歯は、口腔内の他の歯との色調を合わせるため、歯科医師が患者の口腔内の写真を撮り、歯科技工士がその写真データを見て忠実に再現するという、アナログ的なプロセスを踏んでいた。この手法では、人工歯の審美性が、歯科技工士の経験や感性などに大きく依存してしまい、品質の不安定性が大きな課題であった。
今回の研究では、デジタル技術を応用することにより、経験の浅い若手歯科技工士でもある程度、本来あるべき色調を再現しやすくなるため、歯科技工士の生産性向上と、業務効率化につながることが期待されている。
この記事を読んでいる人は、コチラも読んでいます!
-
アイディエス、3Dプリンターで入れ歯を短時間・低価格で製造する技術を開発
-
入れ歯作製、新素材で作製期間が1/3に大幅短縮
-
成田デンタル、技工料金を値上げ
-
【2019年最新版】CADCAM/口腔内(オーラル)スキャナー人気ランキング
-
大阪 歯の詰め物の無資格製造で書類送検
-
三井化学と9DWが歯科用CADを開発開始
-
【口腔内スキャナー購入を検討中の歯科医師の方へ】最新10機種を徹底比較!
-
歯科治療、銀歯からプラスチックへ加速
-
成田デンタル、口腔内スキャナーを寄贈
-
技工士ドットコム公式Twitterを開設しました!
-
モリタ、AR歯科治療支援システムを発表
-
技工物のクオリティを50%高める、写真撮影3つの技術