成田デンタル、口腔内スキャナーを寄贈
成田デンタル(千葉市美浜区)は、歯科技工士を育成する専門学校などへ口腔内スキャナーを寄贈するプロジェクトを開始した。まずは九州エリアで、大分県歯科技術専門学校、九州医療専門学校、博多メディカル専門学校の3校に寄贈する。
歯科医院で治療を受ける患者は、従来の印象材による印象採得を不快に感じるケースが多く、デジタル機器である口腔内スキャナーを使うと、精神的な面だけでなく時間的な面でもメリットが大きいと言われている。海外では、徐々に普及拡大している口腔内スキャナーだが、国内ではまだ保険収載されていないという現状もあり、普及率は海外に比べると著しく低い。
同社は、国内での早期普及をサポートするため、今後も全国の技工学校に口腔内スキャナーを寄贈するプロジェクトを継続するとしている。