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クレジットカードが使える歯科技工所は約30ヶ所！
インターネット利用者の急激な増加に伴い、クレジットカード決済の需要も急激に増えており、クレジットカードの国内決済額は2016年には50兆円を超し、カードの国内発行枚数も2.5億枚以上となっています。2017年時点で、民間消費額の約15%がクレジットカード決済で行われていると言われており、交通系の電子マネーも含め、今後ますますカード決済の需要が増加することが予想されています（データ出所：一般社団法人日本クレジット協会）。
一方で、歯科技工料の支払いでも、クレジットカードが使えると便利ではないですか？後ほど、クレジットカード決済ができる全国の歯科技工所をご紹介しますが、現在、全国に約20,000軒の歯科技工所・ラボがある中で、クレジットカードが使えるのは約30ラボだと言われています。つまり、全体のたった0.15%のラボしか使えないのです。しかも、そのほとんどの場合、保険技工物はカード払いの対象とはなっておらず、自費技工物のみが対象となっているか、使えてもカードブランドが、ダイナースやアメックスなど、一部のブランドに限られるケースが多く、VISAやMasterが使えないため、あまり使い勝手が良いとは言えません。
歯科技工料をクレジットカードで支払うと、毎年、ハワイやヨーロッパに無料で行ける！
クレジットカードを使って気になるのは、航空会社のマイルですよね？それではここで、毎月の自費技工費をクレジットカード払いに変えた時に、貯められるマイルを試算してみましょう。
毎月の歯科技工所への技工料の支払いが10～20万円の場合、もし技工料をクレジットカードで支払えば、実は、繁忙期を避ければ毎年ハワイに行けてしまいます。おそらく、この記事を読んでいるドクターのほとんどの方は、毎月の自費技工料の支払は、この金額はクリアしているのではないでしょうか？例えば、もっと自費率の高い歯科医院で、毎月約50万円の技工料を支払っている場合はどうでしょうか？
毎月約50万円の自費技工料を支払っているドクターは、実は毎年、ヨーロッパをビジネスクラスで往復することが可能です！詳しいマイルと技工料の計算は、後ほどきちんと計算していますので、まずは航空会社のマイル以外のメリットについて考えてみましょう。
マイルを貯める以外の、３つのお得なメリット！
メリット①：銀行の振込手数料が無料に！
通常、銀行振込を利用すると、請求金額とは別に銀行の振込手数料がかかってしまいますが、クレジットカード払いの場合、そのような手数料の負担が必要ないので、とてもお得です。一回当たり数百円ですが、毎月4～5つのラボに3万円以上の技工料を振り込んでいる場合、毎月432円×5ラボ=2,160円なので、年間換算だと25,920円となり、歯科技工物1～2個分くらいがお得になります。
メリット②：技工料の支払を先延ばし可能！
現金払いにしている場合、ラボに支払いをすると手元からお金が消えてしまいますが、クレジットカード払いの場合は、支払いをした瞬間ではなく、後日、使った分だけまとめて銀行口座から引き落とされるため、1～2か月間くらい手元にお金を残しておくことができます。経営の大原則である、「入るお金は少しでも早く、出ていくお金は少しでも遅く」という原則を考えると、たかだか1～2ヵ月程度ですが、開業当初で手元のお金が少ない歯科医院の場合や、不測の事態で急遽、まとまったお金が必要になりそうな歯科医院の場合、手元にお金を残せるので、メリットがある支払方法となるでしょう。
メリット③：お金の管理が楽チン！
皆さん、毎年の年度末や決算期になると、医療収入・経費・利益の確認や、節税対策について税理士と話し合うことになります。その際、技工料をカード決済にしておけば、カード会社の管理画面にログインすれば経費データを簡単に税理士に送ることができるため、とても便利です。しかも税理士事務所によっては、経費の多くをカード決済で処理した場合、データ入力の手間が省けるため毎月の報酬を安くしてくれる税理士さんも多くいます。
【実際に計算してみよう！】毎月の技工料で、どのくらいマイルを貯められるのか？
さて、いよいよ今回のメインテーマです！クレジットカードで技工料を支払う最大の魅力は、なんと言っても、航空会社のマイルが貯まることですよね。実際に、いくらくらい技工料を使えば、どのくらいのマイルが貯まるのでしょうか？
ドクターの方々は、歯科関連のセミナーや学会への参加や、海外での歯科関連の学会・展示会参加などで、少なくとも数年に1度は飛行機に乗ると思います。もし、それらの交通費（航空券）が無料になると嬉しくないですか？もちろん仕事ではなく、家族サービスの旅行でも利用可能なマイルですので、集中して治療した後のリフレッシュ旅行に使ってもいいですよね。
それでは、毎月どのくらいの技工料をカードで決済すれば、マイレージが貯まるのでしょうか？私がよく使う全日空（ANA）のケースで、最も一般的なクレジットカードで決済した場合の獲得マイルを計算してみましたので下記をご覧ください！
なんと、
毎月たった10～20万円の技工料をクレジットカード決済にするだけで、韓国に年間2往復できてしまいます！ハワイならば1往復できますね！（計算上、四捨五入しているので、ハワイは正確には1年半くらいです。それでもスゴイ！）。さらに、毎月50万円の技工料をクレジットカード決済すれば、毎年、北米やヨーロッパにファーストクラスで往復できてしまうというから、本当にビックリです！
毎月の技工料の獲得マイルと往復回数を試算！（ハワイ・アジア・韓国編）
【マイル算出の前提条件】
※技工料＝毎月カード決済する金額（万円／月）
※マイル＝年間マイル（12ヵ月分）
※往復回数＝必要最少マイルで計算（ANA/HP参照）
技工料
| マイル | 韓国 | ハワイ | アジア |
| 毎月 | 年間 | エコノミー | エコノミー | ビジネス | エコノミー | ビジネス | ファースト |
| 10 | 18,000 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 20 | 36,000 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 |
| 30 | 54,000 | 5 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 |
| 40 | 72,000 | 6 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 |
| 50 | 90,000 | 8 | 3 | 2 | 3 | 2 | 1 |
| 60 | 108,000 | 9 | 3 | 2 | 4 | 2 | 1 |
| 70 | 126,000 | 11 | 4 | 2 | 4 | 2 | 1 |
| 80 | 144,000 | 12 | 4 | 2 | 5 | 3 | 1 |
| 90 | 162,000 | 14 | 5 | 3 | 5 | 3 | 2 |
| 100 | 180,000 | 15 | 5 | 3 | 6 | 3 | 2 |
| 120 | 216,000 | 18 | 6 | 4 | 7 | 4 | 2 |
| 150 | 270,000 | 23 | 8 | 5 | 9 | 5 | 3 |
| 200 | 360,000 | 30 | 10 | 6 | 12 | 7 | 3 |
| 250 | 450,000 | 38 | 13 | 8 | 15 | 8 | 4 |
| 300 | 540,000 | 45 | 15 | 9 | 18 | 10 | 5 |
毎月の技工料の獲得マイルと往復回数を試算！（北米・ヨーロッパ編）
【マイル算出の前提条件】
※技工料＝毎月カード決済する金額（万円／月）
※マイル＝年間マイル（12ヵ月分）
※往復回数＝必要最少マイルで計算（ANA/HP参照）
| 技工料 | マイル | 北米 | ヨーロッパ |
| 毎月 | 年間 | エコノミー | ビジネス | ファースト | エコノミー | ビジネス | ファースト |
| 10 | 18,000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 20 | 36,000 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 30 | 54,000 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
| 40 | 72,000 | 2 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 |
| 50 | 90,000 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
| 60 | 108,000 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
| 70 | 126,000 | 3 | 2 | 1 | 3 | 2 | 1 |
| 80 | 144,000 | 4 | 2 | 1 | 3 | 2 | 1 |
| 90 | 162,000 | 4 | 2 | 1 | 4 | 2 | 1 |
| 100 | 180,000 | 5 | 2 | 1 | 4 | 2 | 1 |
| 120 | 216,000 | 5 | 3 | 1 | 5 | 3 | 1 |
| 150 | 270,000 | 7 | 4 | 2 | 6 | 3 | 2 |
| 200 | 360,000 | 9 | 5 | 2 | 8 | 5 | 2 |
| 250 | 450,000 | 11 | 6 | 3 | 10 | 6 | 3 |
| 300 | 540,000 | 14 | 7 | 4 | 12 | 7 | 3 |
クレジットカード決済可能な歯科技工所は、ココだ！
今回、
技工士ドットコム編集部で、クレジットカード決済ができる歯科技工所を調査し、下記に掲載してみましたので興味のある方は、ぜひご覧下さい。
大手ラボの杏友会などは、保険技工物でもクレジットカードが使えるので、良心的だなぁ、と思いました。残念ながら、多くのラボはセラミック系の自費技工物専門ラボなので、保険技工物でクレジットカード対応しているラボはあまりありませんでした。
特に、
インプラントや自費のデンチャーの患者さんが多い歯科医院は、技工料をクレジットカード決済できるラボを選ぶだけで、休みの日は青い海の南の島でゆっくりと過ごしたり、エッフェル塔あたりのフレンチで美味しいディナーを食べたり、と忙しい診療の合間にリフレッシュができるので、自分に合ったクレジットカード払い可能なラボを見つけてはいかがでしょうか？
↓ 腕の良い技工士が見つかる「技工の窓口」に注目が集まっています ↓
クレジットカード利用が可能な全国の歯科技工所・ラボ一覧
| ラボ名 | 都道府県 | 利用可能なクレジットカード |
| 杏友会 | 東京 | AMEX（ビジネス）, Diners |
| インペリアル株式会社 | 埼玉 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners, UC, DC |
| セラミックファクトリー東京 | 東京 | （クレカ対応準備中） |
| ケン・デンタリックス株式会社 | 東京 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners, UC |
| 歯科技工所KDL | 神奈川 | AMEX, Diners |
| 株式会社ベアルト | 東京 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners |
| 株式会社グローバルエイト | 愛知 | AMEX, Diners |
| アルファ工房 | 岐阜 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners |
| ケーズデンタルクリエイト | 埼玉 | Diners |
| フィールデンタルラボラトリー | 東京 | AMEX |
| 榊原デンタルラボ | 東京 | （クレカ対応準備中） |
| 株式会社LAZARUS（ラザロ） | 大阪 | VISA, Master, AMEX, Diners |
| メディック・デント | 東京 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners他国内各社 |
| 株式会社中央歯科補綴 | 東京 | （クレカ対応準備中） |
| 歯科技工所NAO | 東京 | （クレカ対応準備中） |
| デンタル便24 | 東京 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners |
| 株式会社スリービー・ラボラトリーズ | 東京 | VISA, Master, JCB, AMEX, Diners他国内各社 |
| K－DENT | 静岡 | VISA, Master, Amex, JCB(Paypal経由） |
| 株式会社エムディーシー | 大阪 | VISA、MASTER DINERS、JCB、AMEX |
| 株式会社デンタルアート | 茨城 | VISA, Master, AMEX, Diners |
| 有限会社ワールドラボラトリー | 高知 | （クレカ対応準備中） |
| エモーションデンタルラボ | 東京 | （クレカ対応準備中） |
| デンタルルネサンスCAD/CAMセンター | 大阪 | （クレカ対応準備中） |
| デンタルアートオブ パシフィック 歯科技工所 | 東京 | AMEX |
| (株)足利セラミックラボラトリー | 群馬 | AMEX |
| (株)アソインターナショナル | 東京 | AMEX |
| アプロデンタルラボラトリー | 東京 | AMEX |
| (有)エフイス | 東京 | Amex, Diners |
| ㈱MDJ | 東京 | Amex |
一方で、歯科技工料の支払いでも、クレジットカードが使えると便利ではないですか？後ほど、クレジットカード決済ができる全国の歯科技工所をご紹介しますが、現在、全国に約20,000軒の歯科技工所・ラボがある中で、クレジットカードが使えるのは約30ラボだと言われています。つまり、全体のたった0.15%のラボしか使えないのです。しかも、そのほとんどの場合、保険技工物はカード払いの対象とはなっておらず、自費技工物のみが対象となっているか、使えてもカードブランドが、ダイナースやアメックスなど、一部のブランドに限られるケースが多く、VISAやMasterが使えないため、あまり使い勝手が良いとは言えません。
【マイル算出の前提条件】
※技工料＝毎月カード決済する金額（万円／月）
※マイル＝年間マイル（12ヵ月分）
※往復回数＝必要最少マイルで計算（ANA/HP参照）
【マイル算出の前提条件】
※技工料＝毎月カード決済する金額（万円／月）
※マイル＝年間マイル（12ヵ月分）
※往復回数＝必要最少マイルで計算（ANA/HP参照）
